BIP LD2-T017-04-BP _ _ / BP _ _ -S4
誘導型ポジショニングシステム
3
構造と機能
構造
3.1
16
4
0
4 – 0.05
4.4
22
30
図 3-1:
構造
取り付けに関する注意事項
3.2
取り付け素材により測定信号に影響が及ぶのを防ぐた
め、BIP の検出面の周囲に約 1 mm のメタルフリーの空
間が保たれていなければなりません(図 3-2を参照)。
ポジショントランスデューサの他にも、金属部品が BIP
によって検知された場合、無効な測定信号となります。
高分解能の測定信号を得るため、機械では適切なケーブ
ルの取り回し、またはシステムの電源供給ではフィルタ
処理に注意してください。
ポジショントランスデューサは検出面前で
D = 0.5 ~ 1.3 mm の範囲で測定方向に動かすことがで
きます(図 3-3 を参照)。結果的に生じる出力信号のリ
ニアリティエラーは、距離範囲 D = 1.0 ±0.25 mm とい
う最小限度になります。
測定方向は検出面上のくさび形マークに沿って推移しま
す。
設置
► BIP を固定ボルト(DIN EN ISO 4762 M4 x 10)2 本
で固定します(最大締付けトルク:0.5 Nm)。
日本語
6
18
検出面
17.3
図 3-2:
ポジショントランスデュー
サ BAM TG-XE-020
図 3-3:
標準特性曲線(典型的な曲線)
3.3
位置情報
0xFFF
0x000
図 3-4:
メタルフリーの空間の距離
17.5 ±4
検出面との距離
SLmin
特性曲線
SLmax
測定位置