連続運転
連続運転のために ひねりスイッチを時計の針方向へ
∞ の位置へ設定して下さい。連続運転のポジション
では装置は自動的に遮断されません。超音波機能は
ユーザーがクリーニング後に キー ▶ を押して遮断
するか、ひねりスイッチ を0の位置に戻さなければ
なりません。
注意: ひねりスイッチ は時計の針と反対方向に
回してのみ、0 位置に戻して下さい!
誤って連続運転に設定した場合に備えて、超音
波クリーニング装置には安全遮断装置が備えら
れています。12 時間の連続運転後に、装置は
自動的に完全に遮断されます。装置をその後す
ぐに使用する場合には、あらためてスタートさ
せるだけです。
7.5 スイープ機能
超音波クリーニング装置には補足的にスイープ機能
が備えられています。
機能方式
JA
クリーニング液 内の超音波圧の最大ゾーンが継続的
に移動することにより、クリーニング容器内の一様
な超音波処理が達成されます。特に大容量のクリー
ニングパーツではスイープ機能を入力することが大
切です。
操作方式
入力と遮断には スイープのキーを押して下さい。
デガスはスイープと同時に作動させることはで
きません。
7.6 クリーニングの後で
クリーニング物の後処理
クリーニング物のクリーニング後には必要に応じ
て、一例として水で洗浄して下さい。
装置を空にする
電気ショックに対しての警告!
タンクを空にする前に、電源プラグを抜いて
下さい!
タンクを空にする際、洗浄液が装置のコンセン
トに流れ込まないように注意して下さい!
装置内の液体が汚れている場合、あるいは装置を長
期間使用しない場合には、液体を取り出して下さ
い。ある一定の残滓物と汚染物は貴金属容器を腐食
させる場合があります。
推薦する方法:
装置を傾けて、後方右側の角から排出します。
削合性のある汚染物(石膏、埋没材、研磨材、
金属粉など)が超音波洗浄層に残っていないか
どうか確認して下さい。浸食によって槽に穴が
開く危険があります!
JA
8. クリーニング剤
クリーニング剤を選択する際には振動トレーが
損傷し、最悪の場合には操作者が負傷する恐れ
がありますので、超音波バスに適切なものであ
るか、必ず調べて下さい。
8.3 項に記載にクリーニング剤を使用して下さい。
8.1 項と 8.2 項に記載の溶剤含有と液状クリーナー
に関する制限事項に必ず注意して下さい。
8.1章および8.2章に示した全ての洗浄剤に関して
は、各製造元による安全データ記載事項に十分留意
して下さい。
疑問がある場合にはサプライヤーあるいはメーカー
にお問い合わせ下さい。
責任除外
8.1 項と 8.2 項に記載の制限事項を遵守しなかった
ことにより発生する損傷については生産者の欠陥保
証の対象とはなりません。
8.1 溶剤含有クリーナーの制限
注意! 可燃性液または溶剤は超音波クリーニン
グ容器内で絶対に直接使用しないで下さい。
火災と爆発の危険があります!
超音波 は液の蒸化を高め、引火源においてい
つでも引火し得る非常に細かいミストを発生さ
せます。
爆発の危険のある物質と引火性溶剤
• VbF に基づく危険等級: AI、B、AII、AIII
• またはEG命令に基づきシンボルと危険指摘Eまた
は R 1、R 2が表記
• または爆発性物質 R 3
• または F+、F または引火性物質 R 10、R 11 ま
たは R 12
を超音波装置の貴金属容器内に入れて、超音波処理
をおこなってはなりません。
例外
一般労働保護規定に基づきある一定の引火性液体(最
大 1リットル) を超音波装置に入れ、以下の条件にお
いて超音波処理することができます。換気が充分で
ある状態においてこの液体を非引火性液(加湿剤を
数滴加えた水)の入っている貴金属容器を入れた別
の容器(例としてカップグラス)に入れる場合。
8.2 液状クリーナーの制限
超音波容器内でパーツあるいはクリーニング剤の汚
染物を含む弗化物 (F-)、塩化物 (Cl-) あるいは臭化物
(Br-) イオンの入っている酸域 (pH 値7以下) の液状
クリーニング剤は直接、使用しないで下さい。これ
は短時間内で孔食の腐食により貴金属容器を破壊し
ます。
酸とアルカリ液
高濃度及び/または高温度で超音波処理時に貴金属容
器を腐食破壊する恐れのある溶剤は以下の通りです
が、完全な一覧ではありません。例、硝酸、硫酸、
蟻酸、弗化水素酸(希釈している場合も含める)。
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