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数秒経つと、 プログラムの方から、 正常にキャリブ
レーションが行われたとう告知が表示されます。
スピンダウンの値はTUO内に記憶され、 Elite以外
の他のプログラムやアプリ、 その他のデバイスに
接続した際に、 常に正しい負荷情報が共有できる
ようになっています。
注意 :
-前述のキャリブレーション工程は、 Elite以外のプ
ログラムやアプリ、 またはデバイスでも実行する
ことができます。
-工程が終了するまでは、 ペダルから足を離さな
いでください。
-ローラーが自転車の動力計と接続されている場
合 (動力計が対応していない場合もあります) 、 負
荷は算出されるのではなく、 自転車付属のセンサ
ーによ って計測されるため、 前述の注記は有効で
はありません。 詳細は、 "Power Meter Link ( PML)"
の章をお読みください。
08_ケイデンスセンサー
TUO は革新的な 「センサーレス」 システムを採用
しており、 高性能な出力ベースの計算によってケ
イデンスを算出します。
低負荷水準でペダルのケイデンスを高く維持する
と、 それが計算の結果に反映しますが、 本製品の
直接的なモニタリングではないので、 ケイデンス
値がわずかに不正確になる可能性があります。 こ
れは、 特に低速ギアで速くペダリングすることで
発生します。
「"SensorLess" ( センサー無し) のシステムの精
度が十分でない場合には、 自転車もし くはクラン
クに取り付けるワイヤレスセンサーの購入も可
能です。 ほとんどのアプリ、 プログラム、 デバイスで
は、 ケイデンス値の測定に指定できるセンサーは
ひとつになっています。
09_LED ライト
TUOは、 ANT+ または Bluetooth Smartプロト
コルによりスピード、ケイデンス及びパワー
の通信を行います。
マザーボード上に3つのLEDライトが付いて
います。電源の状態、マザーボードの状態、
使用されているプロトコルの状態を表示しま
す。
LEDライトは3色に光り、それぞれ下記を意味
します。
赤=電源の状態
- 消灯=本体に通電していない、もしくは、ス
リープモードに入っている。
- 点灯=本体に通電している。
青=Bluetooth Smartプロトコルで接続してい
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る。
- クイック点滅=通信の待機状態
- 点灯=Bluetooth Smartプロトコルでデータ
を送信中
- クイック点滅 = パワーセンサーの検索(
「10_パワーメーターのリンク」の節を参照)
緑=本体がANT™+プロトコルで接続してい
る。
- クイック点滅=通信の待機状態
- 点灯=ANT™+プロトコルでデータを送信中
- クイック点滅 = パワーセンサーの検索(
「10_パワーメーターのリンク」の節を参照)
10_パワー・メーター・リンク
(PML)
TUOには、 パワー ・ メーター ・ リンクと呼ばれる機
能が搭載されており、 より精密なパワーデータの
利用が可能になっています。
この機能が搭載されたことにより、 TUOが、 動力
源である自転車に取り付けられたパワーセンサ
ーを用いることができるようになりました。
この方法を用いることで、 TUOが定式から算出す
るデータよりもさらに精確な、 センサーから抽出
されるパワーデータの利用が可能となり、 TUOが
より精密に機能するようになっています。
注意 : 自転車にパワーセンサーが取り付けられて
いない場合は、 この機能はご利用いただけませ
ん。
使用方法
-起動
スイッチを入れると、 TUOは、 自動的に利用可能
なパワーセンサーを確認します。 センサーが確認
できると、 接続してデータの収集を行います。 この
ため、 ローラーに電源を入れる前に、 パワーセン
サーがデータの送受信を行える状態であること
を確認して ください。
一度接続が行われると、 次回からの起動のため
にパワーセンサーのシリアルがTUOに記憶され
ます。
同じスペースに複数のパワーセンサーがある場
合、 TUOは一番強い信号を出しているパワーセン
サー (通常自転車に取り付けられているもの) に
接続します。
-その後のトレーニング
次のトレーニングからは、 起動するごとに、 TUOは
1回目に接続したセンサーに接続されます。
センサーに接続できない場合、 もしくはセンサー
が感知されない場合、 TUOはパワーの算出に自
らのアルゴリズムを適応します。
-設定されたセンサーを削除する
センサーを交換したい場合、 数秒の間ペダルを軽