取 付 手 順
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のであらかじめご了承ください。
光学カバー
1. 安全性
a 危険 ! 防護装置の効果がない場合の危険。
順守しないと、 保護すべき人物または身体各部が検出されません。
セーフティ レーザスキャナは、 動作中、 常に光学カバーの汚れの度合いを測
定します。 新しい光学カバーを円滑に機能させるには、 まず、 光学カバーを校
正する必要があります。 この校正は、 汚れの度合いの測定の基準として使用さ
れます (ステータス = 汚れなし)。
光学カバー交換後は、 毎回、 Safety Designerによって光学カバーを校正して
b
ください。
光学カバー校正は、 室温 (10 ℃~30 ℃) で実行します。
b
光学カバー校正は、 一つの光学カバーのみで実行します。
b
校正時には、 光学カバーに汚れがないことを確認してください。
b
重要
セーフティ レーザスキャナの光学カバーは光学部品です。 光学カバーの開梱
b
や取付の際には、 汚れたりキズが付いたり しないように注意してください。 光
学カバーに指紋が付かないようにしてください。 交換時には、 新しい光学カバ
ーに同梱されている手袋を着用してください。
光学カバー交換は、 社内資格を有する安全管理担当者のみが粉塵や汚れな
b
どのない環境で行うことができます。
粉塵粒子がセーフティ レーザスキャナに侵入する可能性があるため、 動作中
b
には光学カバーを絶対に交換しないでください。
光学カバーの内側が、 指紋などによって絶対に汚れることがないよう、 特に注
b
意してください。
光学カバーを密閉するために、 シリ コンなどその他のシール材は使用しない
b
でください。 蒸気が発生すると、 光学部品が損傷する恐れがあります。
筐体気密性IP65を保証するために、 以下の指示に従って取り付けてください。
b
スペアパーツには、 新しい光学カバーのみを使用するようにしてください。
b
光学カバー交換中は、 静電気放電の保護を必ず行ってください。
b
重要
保護等級IP65は、 セーフティ レーザスキャナが閉じており、 システムプラグが
取付けられている状態においてのみ有効となります。
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8017786/YYW7/2017-02-09/de, en, cs, es, fr, it, ja, pl, pt, zh
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j p
2. 光学カバーの交換
A
この文書最後の
図を参照。
必要なツール:
•
T-10 トルクス (ヘックスローブ) )
•
T-20 トルクス (ヘックスローブ)
1. 周辺が清潔で、 霧、 湿気または粉塵などがない環境を確保してください。
2. まず、 装置を開けた際に異物が入り こまないように、 セーフティ レーザスキャ
ナの外側を清掃します。
3. 光学カバーの取付ネジ
4. 光学カバーをセーフティ レーザスキャナからゆっ く り慎重に取外します。 光学
カバーのシールがセーフティ レーザスキャナに張り付いている場合は、 スク リ
ュードライバを使用して慎重に光学カバーを外します。
5. 必要に応じて、 セーフティ レーザスキャナのシール溝と座面の汚れを取り除
きます。 残留物フ リーのプラスチックク リーナーを使用してください。
6. モータのミラーが汚れていないか点検し、 必要に応じて光学ブラシで汚れを
取り除きます。
7. トルクレンチを締付トルク1.0 Nmに設定します。
8. 以下の作業を行う際には、 新しい光学カバーに同梱されている手袋を着用し
てください。
9. 新しい光学カバーをパッケージから取出し、 シールの保護キャップを取り除
きます。
10. 残りの包装材すべてを取り除きます。
11. 光学カバーを慎重にミラーの上にはめ込みます。 光学カバーがミラーに触れ
ないように注意してください。
12. 光学カバーをセーフティ レーザースキャナの上に載せます。 光学カバーが完
全に隙間なくかぶさっていることを確認してください。
13. 新しい取付ネジ
をあてがいます。
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14. 設定した締付トルクでネジを締め付けてください。
15. 光学カバーに汚れやキズなどの損傷がないことを確認します。
16. セーフティ レーザスキャナを再び起動します。 これについては、 セーフティ レ
ーザスキャナの取扱説明書を参照してください。
を外します。
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microScan3 optics cover | SICK
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