生地を取り出し易くする(図6)には、生地が容器の上部に来た時に機械を止めます。必要
に応じてボタン5(パルス)を押してください。
ローラーを使って生地を伸ばす・カットする
レシピ分量で練りあがった生地を4-5つの塊に分けます(図7)。
延麺ローラーを使い、調整つまみを外側に引いて回転させ、二つのローラーの間隔が完全
に開くよう、0(ゼロ)の位置に設定します(図8)。
生地を手で平たくならし、(最低5mm程) の塊をローラーの間に通します(図9)。
出てきた生地の両面に打ち粉をし、生地を折りたたんで再度ローラーの間を通します。こ
の作業を5-6回繰り返して行います(図10/11)。
でき上がった生地を約25mmの長さに切ります(図12)。
カットローラーをセットして、生地をカットローラーの間に通し、お好みのパスタにカットします(
図13)。
注1- 生地が軟らか過ぎると、ローラーが生地をうまく裁断できません。その場合、生地に
粉を加えて再度手で捏ね直し、もう一度延麺ローラーを通すところから始めることをお勧め
します。
注2- 生地が乾き過ぎてカット用のローラーがうまく生地をつかめない場合には、生地に水
を加えて再度手で捏ね直すことをお勧めします。練り直した生地はもう一度延麺ローラー
を通します。
出来上がったパスタは乾いた布巾の上やバット等に寝かせて、すぐに調理します。
出来上がったパスタを保存したい場合は、MARCATO社のTacapastaを利用すると手軽に
乾燥できます。
パスタは、温度や湿度にもよりますが、通常5-6時間程度で乾燥し、専用の保存容器に
入れて冷暗所で保存します。※カビ等にご注意下さい。
機械のお手入れ
A) ミキシングブレードの付け外し
- 側面キャップを回して外します(図14)。
- 側面キャップを外した穴に向けて ミキシングブレードを押します(図15)。
- ミキシングブレードを上方へ引き揚げます (図16)。
- ミキシングブレードを装着するにはこれと逆の手順で行います。
B) 上蓋の付け外し
- 上蓋を止まるところまで開け(90°)て、ピンが外れるまで後方へ押します(図17)。
- 上蓋を付け直すにはこれと逆の手順で行います。
C) ローラーの付け外し
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- 6角形の面が表になるようにして、ローラーを専用の穴に装着します。
- ローラーを30°回転させて固定します(図18)。
D) 清掃
- メンテナンス作業の前に必ず電源コードを抜きます。
- 機械やローラーは決して水や食器洗浄機で洗わないでください。
- 使用後は、ブラシと竹串等傷を付けにくい素材を使って機械を掃除します(図19)。
- 修理はメーカーが行う必要があります。
- 機械の分解は絶対に行わないで下さい。保証の対象外となります。
- 機械とローラーを正しく保管するために、商品の入っていた箱に入れての保管をお勧めし
ます。
ピザのレシピ:
* 薄力粉 500 g
* ドライイースト15 g
* オリーブオイル 大さじ4 杯
ぬるま湯にイースト菌を溶かして砂糖を加えます。小麦粉を計り、全部をミキサーに
入れ、大さじ4杯のオリーブオイルを加えてスイッチを入れます。2分したら塩を加え、更
に4~5分練ります。
生地を取り出し、丸く成型して小麦粉をふります。生地をふきんで覆い、発酵に適し
た温かい場所で1時間ほど発酵させます。
発酵が終わったら、生地を2つに分けます。MARCATO 社の延麺ローラーを装着し
て、ローラーの幅いっぱいに生地が伸びるまで数回通します。時折小麦粉を振って、
軟らかく滑らかな生地ができるようにします。ピザを大きくしたい場合は、ピザ職人がや
るように生地を更に手で伸ばします。厚みのあるピザ生地を望む場合は、生地をカッ
トした後さらに寝かせて発酵させます。
生地を天板の上に広げ、お好みのトッピング材料を上に載せます。
予め200°以上に熱したオーブンで20分ほど焼きます。
クッキーのレシピ:
* 薄力粉 500 g
* グラニュー糖 250 g
* バターまたはマーガリン 250 g
* 塩 小さじ1 杯
* ぬるま湯 約250 ml
* 砂糖 1 摘み
* 塩 1 摘み
* 牛乳 少々
* 卵黄 3 個分
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