注意:USBケーブルのコネクタのピンは伝導性のあるものと絶対に触れないよ
うにしてください。ケーブルがショートし、故障の原因となる恐れがあります。
2.2 緊急浮上
万が一、潜水中にダイブコンピュータが故障した場合には認定講習で習得した手
段で緊急浮上をしてください。
3 ダイビングの前に
ダイビング機器の使用方法、各種表示および制約事項を完全に理解していること
を確認してください。 安全性と規制に関する情報、またはダイブ機器について質
問がある場合は、本ダイブコンピュータを用いてダイビングをする前に、最寄り
の Suunto 製品取扱店にお問い合わせください。自分の安全は自分の責任である
ことを常に念頭に置いておいてください!
ダイビングの出発前に、ダイブコンピュータを詳細に点検して、すべての機能が
正常に動作することを確認してください。
ダイビングを行う現地に到着したら、水に入る前に、各デバイスの事前点検を手
動で行ってください。
3.1 潜水前のダイビングコンピュータの安全性チェック
事前点検では、以下の確認を行います。
1. Suunto D5が正しいダイブモードになっており、画面表示が正しく機能し
ている。
2. 高度設定が正しく設定されている。
3. 個人設定が正しく設定されている。
4. ディープストップが正しく設定されている。
5. 表示単位が正しく設定されている。
6. コンパスが調整されている。 以下のメニューで、手動で調整を開始する。 一
般設定 » コンパス » 較正する ダイブコンピュータのサウンドが機能している
かどうかも確認する。調整が正常に完了したら、サウンドが鳴る。
7. バッテリーがしっかりとフル充電されている。
8. すべての主要ゲージとバックアップゲージで、時間、圧力、深度(デジタル
式とアナログ式の両方で)が正しく表示され、数値が一致している。
9. Suunto Tank POD を使用している場合は、Tank POD が正しく取り付けら
れ、タンクバルブが開いていることを確認してください。さらに詳しい情報
と正しい使い方については、「Suunto Tank POD ユーザーガイド」を参照
してください。
10. Suunto Tank POD を使用している場合は、接続が正しく機能し、ガス選択が
正しく設定されていることを確認してください。
注意:Suunto Tank POD に関する情報は、製品に付属の説明書を参照して
ください。
3.2 個人設定の選択
減圧症には発症リスクを左右する要因がいくつかあります。 これらの要因はダイ
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