JPEN354及びEN795-B準拠のSWITCHPRO
ご使用上の注意
本製品は個人用保護具の一部を構成するもので
あり、使用人数は1名に設定されています。本取
扱説明書には重要な注意事項が含まれていま
す。本製品の使用にあたっては、必ず事前に本
書を読み、その内容を理解する必要がありま
す。本書は再販売者(代理店)が日本語でユー
ザーに提供するものとします。本書は製品の使
用期間を通じて、製品と一緒に保管しておいて
ください。以下に記載するご使用上の注意は、
本製品を適切かつ効果的に使用するために重要
なものです。しかし、本書に記載された情報は
登山、ロッククライミング、高所や地下深部で
の作業に伴う危険に関する経験や知識、自己責
任を置き換えるものではなく、当該リスクにつ
いて個人を免責するものではありません。本製
品の使用は、訓練を受けた経験豊富な個人に対
してのみ、または必要とされる適切な指導と監
督のもとでのみ許可されます。使用者の身体的
及び精神的な健康状態に支障がある場合、通常
の製品使用時ならびに緊急時に安全性が損なわ
れる可能性があることに、使用者はご留意くだ
さい。適切な装備の選択は経験が必要で、リス
クアセスメントに基づいて行います。注意:本
取扱説明書の注意事項に従わない場合、致死事
故を招く可能性があります。
安全上のご注意
登山、ロッククライミング、高所や地下深部に
おける作業には、外部の影響から生じる、多く
の場合にそれとは分からないリスクと危険が存
在します。誤った使用や不注意により、重大な
事故や負傷、さらには致死事故を招く可能性が
あります。本製品を他の部品と組み合わせて使
用すると、使用上の安全性を互いに損ない合う
危険があります。高所からの落下の防止にお使
いになる場合は、必ずCEマーク付きの個人用保
護具(PPE)の部品と組み合わせて使用してく
ださい。本製品の純正部品が改造または取り外
された場合、これにより安全性能が制限される
ことがあります。製造者が書面で推奨する以外
の方法で改造することや、追加部品の取付けの
ために変更することを禁じます。ご使用になる
前に、製品に損傷がないかを確認してくださ
い。製品が使用可能な状態にあり、装備が正し
く機能することを確認してください。使用上の
安全性が僅かでも疑われる場合には、直ちに製
品を廃棄してください。製品の誤用や用途外の
使用による損害に対しては、製造者はいかなる
責任も負いません。いかなる場合においても、
使用者または責任者が責任及びリスクを負うも
のとします。本製品の使用に際して、当該国の
法規も遵守することを当社は推奨します。PPE
製品は個人保護具としてのみ承認されていま
す。
本製品の特性に関する情報、図の説明
ランヤードを結び目で固定する、短くする、ま
たは連結することはお止めください。結び目を
つくると、ランヤードの静的強度が低下するお
それがあります。ランヤードは必ず、規格に適
合した取付ポイントに固定する、また緩衝ベル
トやその他の緩衝装置の構成部品に連結しなけ
ればなりません。ランヤードは、緩衝装置のな
い墜落制止システム(EN355に準拠)として使
用してはなりません。6 kNを超える動的な応力
がユーザーに作用しないようにします。ランヤ
ードは緩衝装置と組み合わせて使用する場合、
(末端や連結金具を含めた)全長が2mを超えな
いようにご注意ください。取付ポイントとアン
カーは、想定される最悪の条件で発生し得る荷
重に耐える必要があります。EN 363(墜落制止
システム)の規定に従い落下緩衝装置(EN 355
に準拠)を使用する場合も、その取付位置で最
低12kNの落下荷重を緩衝できるように設計する
必要があります(EN 795 タイプBも参照)。そ
れぞれに緩衝部品が付いた個別のランヤードを2
本並べて使用(並列配置)しないでください。2
本式ランヤードに緩衝部品を取り付けて使用す
る場合、他の部品が取り付けられていないラン
ヤード端部をベルトに固定しないでください。
長さの調整は、安全で落下の危険がない場所で
行うようにします。安全確保の対象となる個人
への連結装置は、取付位置に常にできるだけし
っかり取り付けてください。ロープが絶対に緩
まないよう、ご注意ください。