3B P60 Manual Del Usuario página 28

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  • ESPAÑOL, página 11
超音波ガイド下硬化療法は,特に外来診療部門において,静脈疾患専門医による使用が増えている治療方法で
す。静脈瘤硬化療法は,外科療法に比べてはるかに侵襲性が低く,患者にとって大変有益な治療方法です。
超音波ガイドによる硬化療法は,1989年のストラスブールにおける国際静脈学会(International Union of
Phlebology:IUP)で初めて発表され
表論文によって支持されています
本製品を使用した硬化療法の練習
3.2
学生が超音波ガイド下硬化療法の実施方法を学び,実際的な経験や熟練性,そして自信を得るには,研修期間
中に手技を実施する機会を十分に与える必要があります。
研修の初期段階では,患者の安全のため,まずシミュレーターを使用して必要な技術やスキルを養うのがよい
でしょう。この目的のためには,シミュレーターによって生体構造や人体皮膚組織の触感,エコー輝度といっ
た実際の臨床現場の状況が忠実に再現されなければなりません。
シミュレーターのもう一つの利点は,何度も繰り返して手技の練習を行うことにより患者の安全性を高めるこ
とができることです。超音波ガイド下硬化療法の練習用シミュレーターは,経験を積んだ現役の静脈疾患専門
医から有用な教育ツールとして認められています
練習に必要なもの
3.3
超音波ガイド下硬化療法の模擬練習を行うには,準備されたシミュレーターのほかに,以下のものが必要で
す。
• 超音波診断装置と10〜18MHzのプローブ
• 硬化療法の準備と実施に必要な器具(シリンジ,カニューレ,硬化剤または適切な代用品)
本シミュレーターに使用されている素材は,以下の点において非常に実物に近いものとなっています。
• 素材の触感
• 素材の抵抗
• 素材のエコー輝度
素材の触感
プローブのポジショニングや超音波ガイドによる薬品注入を行う際の触感が人の軟部組織と対応しており,実
際に患者の体で手技を行っているような感覚が得られます。
素材の抵抗
静脈穿刺を行う際の抵抗は,本物の人体組織の特徴を再現しています。
素材のエコー輝度
シミュレーターの素材は,実際の患者の体組織と非常によく似た超音波特性を持っています。
練習の実施手順
3.4
超音波ガイド下硬化療法の模擬練習の実施
以下の手順で付属品をシミュレーターに取り付けて下さい。
• 人 口血液は実際の静脈と同じく遠位部から近位部の方向に流れるべきです。そのため,医師又は使用者は,
以下のように装置の配置を行います。
術者が右利きの場合:
輸液セットと点滴ボトルが右側,排液容器が左側になるようにします(術者は背側に位置します)。
術者が左利きの場合:
輸液セットと点滴ボトルが左側,排液容器が右側になるようにします(術者は腹側に位置します)。
図1:超音波ガイド下硬化療法シミュレーター(左利きの場合)
• 点 滴ボトルに人工血液を満たし,輸液チューブとシミュレーターの人工血管から空気を完全に取り除いて人
工血液が排液容器に流れるようにします(詳しくはセクション
図2:輸液・血管システムのセットアップ後のシミュレーター
,副作用のほとんどない効果的な治療方法であることが数多くの公
[1]
[2
3]
[4]
をご覧下さい)。
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