6.7
排気ラビリンスの交換
吸引タービンのカーボンブラシの摩擦破片は排気ラビリンス内にも集積します。これにより時間の経過
とともに見かけが悪くなります。
装置を開く際には電源プラグを抜いて下さい。
排気ラビリンスは以下のように交換して下さい:
• 回転ラッチを反時計回りに90°回転します(図25)。
• モーターカバーをとりはずします。
• 排気ラビリンスを後方に引き抜いて下さい。
• 新しい排気ラビリンスを真っ直ぐ取り付け、正しく据えられているか注意して下さい。排気ラビリン
ス内の開口部は後方に向くようにし、金属の格子を下向きにしてください(図30)。
• 回転ラッチがオープンの位置(直角)になっていることを確認して下さい。
• モーターカバーをモーター開口部に合わせます。モーターカバーの2つのガイドピンが正確なポジショ
ンに適合させます。
• 回転ラッチを時計回りに90°回転します(図31)。
集塵パックの廃棄処理時には現地の規定と事故防止規定に注意して下さい。
6.8
スペアパーツ
消耗部品もしくは交換部品は、インターネット上の www.renfert.com/p918 にある交換部品リストに記
載されています。保証対象外の部品(摩耗部品、消耗品)はスペアパーツリストに記載しています。
機器の銘板には、製造番号、製造年月日、機器のバージョンなどが記載されています。
7
トラブルシューティング
エラー
• 「フィルター交換」表示にもかかわ
吸引が何もしないのに停
止する。
• 装置ヒューズの欠陥。
• 過負荷(温度、電流)の場合、モー
• モーターの温度保護スイッチが反応
• モーターケーブルのプラグが外れて
• 吸引タービンの欠陥。
• 家屋ヒューズの欠陥。
吸引が何もしないのに停
• 環境温度が高すぎることにより電子
止する. 表示部に「E4」と
表示されます。
スイッチをオンにした直
• 温度センサーが故障しています。
後、表示部に「E4」と
• オ ーバーヒートした後の装置は、
表示されます。
自動テストにおいて吸引
• フィルターが一杯。
タービンが作動している
にもかかわらず吸引タ
• 吸引ホースの詰まり。
ービンの欠陥が報知さ
れる。
• 吸引タービンの欠陥。
原因
らず吸引を継続した。
ター保護スイッチ(M、図4)がオフ
になります。
した。
い。
回路が過熱した。(例:技工机のユ
ニット内部に設置した場合)。
まだ十分に冷えていません。
• 集塵パックとフィルターを確認し、必要であれば交換しま
す(6.2と6.3章参照)。
• ヒューズを検査し、リセットします。
• モ ーター保護スイッチを確認し、場合によっては入れ直
して下さい。
• 何度も切れる場合には、モーター交換が必要となりま
す。
• 集塵パックとフィルターを確認し、必要であれば交換し
ます (6.2と6.3章)。
• 排気フィルターを確認し、必要に応じて交換します
(6.3.2章)。
• 吸引ホースが詰まっているか確認し、詰まっている場合
にはこれを取り除いて下さい。
• 吸引は約1時間の冷却後に再度スタートすることができ
ます。
• モーターケーブルのプラグをコンセントに正しく差し込
んで下さい(図26)。
• 自己診断で(6.5章)、エラー「E2」の場合、 吸引タ
ービン交換(交換部品リスト参照)。
• 家 屋ヒューズを交換して下さい。
• 吸引と塵埃発生装置の電力を確認して下さい。
• 吸引装置を冷却して下さい。
• 排気環境を改善して下さい(4.1章参照)。
• 装置を修理に出して下さい。
• 装置のスイッチを切り、さらに冷まして下さい。
• 集塵パックとファインフィルターを確認し、必要であれ
ば交換します(6.2と6.3.1章)。
• 吸引ホースの詰まりを取り除いて下さい。
• 吸引タービンを交換して下さい(6.6章)。
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是正措置
ja