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• 安全に作業できるスペースを確保してください。
• 組み立て作業は、必ず 2 人以上で行ってください。
• 本機を組み立てたり、移動したりする際は、手をはさんだり、足の上に落とさないよう、十分に注意してください。
• 本機を移動する際は、水平に持ち上げるようにしてください。
• 電動工具を使用して組み立てないでください。ネジが空回りする恐れがあります。
• この機器は大変重いので、本機を移動するときは、必ず無理なく確実に持ち運べる人数で行ってください。
• 取り外したネジ、コードは、小さなお子様が誤って飲み込むことのないよう、お子様の手の届かないところへ保管してください。
部品の確認
組み立てる前に、部品が揃っていることを確認してください。また、
プラス・ドライバーをご用意ください。
fig.parts.eps
KSC-54
A
A
D
a
b
C
B
組み立て手順
※ 手でネジをゆるめに締めて仮組みを行ってからドライバーでしっかり締め付けて、安定した水平な場所に設置してください。
※ 作業中、ペダル・コードや電源コードをはさまないように注意してください。
※ 毛足の長いカーペットの上には、絶対に設置しないでください。スタンドが不安定になり、ペダルがぐらついて破損する恐れがあります。
※ ピアノ本体、スタンド表面は、大変デリケートですのでキズを付けないよう、取り扱いには十分注意してください。
※ ピアノ本体を直接床面に置かないでください。ピアノ本体底面の端子やホルダー、ボトム・パネル・ケースの破損の原因になります。
1
スタンドの組み立て
※ 最初はネジを緩めに締めて全体を組み、ゆがみを補正しながら締め付けるとうまく組み上げることができます。
※ スタンドや床面のキズ防止のため、必要に応じて毛布などを敷いて組み立てを行ってください。
※ 作業中にペダルコードをはさまないように注意してください。
1 1 1 1 . . . .
図のように、左 右のサイド・ボードを金具 が内側になるよう
にペダル・ボードにセットし、ネジ a(M5 × 40mm)で仮
止めします。
2 2 2 2 . . . .
ネジ a(4 箇所)を仮止めした後、ドライバーでしっかり締
め付けます。
サイド・ボードとペダル・ボードの間に隙間ができないように組み立
ててください。
fig.1-1-1.eps
サイド
サイド
ボード
ボード
ペダル
ペダル
ボード
ボード
すき間
ネジa
(2本)
ネジa
ペダル・コード
(2本)
を出しておく
3 3 3 3 . . . .
2 人で左右それぞれのサイド・ボードを持って起こします。
※ ペダル・ボードがねじれないように注意してください。
fig.1-1-2.eps
スタンドの組み立て方
組み立て作業に必要なもの
A: サイド・ボード(左)
B: サイド・ボード(右)
C: ペダル・ボード
D: リア・ボード
a: ネジ a(M5 × 40mm) ....4 個
b: ネジ b(M5 × 20mm) ....6 個
プラス・ドライバー
4 4 4 4 . . . .
左右それぞれのサイド・ボードに取り付いているネジを 3 回
転ほどゆるめ、図のような 3mm 程度のすき間を作ります。
fig.1-2.eps
5 5 5 5 . . . .
リア・ボードの金具を、ネジのすき間に引っかけながら図の
ようにセットします。
6 6 6 6 . . . .
4 本のネジ b(M5 × 20mm)でペダル・ボードに仮止め
します。
7 7 7 7 . . . .
サイド・ボード(2 本)とペダル・ボード(4 本)に仮止め
したネジをしっかり締めて固定します。
※ リア・ボードを固定するときは、ペダル・ボードとリア・ボードが
水平になるように各ネジの締め付け位置を調整してください。
fig.1-3.eps
背面からの図
4 で緩めたネジ(2本)
ネジb(4本)
2
本体とスタンドの組み合わせ
1 1 1 1 . . . .
ピアノ本体の底面にあるネジ(左右各1本)をサイド・ボー
ドの金具に合わせ、本体の手前側を少し浮かせながら手前に
引いてネジを金具に引っかけます。
※ 本体を持つときは、手をはさまないように注意してください。
2 2 2 2 . . . .
ネジ b(M5 × 20mm)で本体とスタンドを固定します。
fig.2-1.eps
ネジ b
手前側を浮かせて
本体を前に引きます。
3
ペダル・コードの接続
1 1 1 1 . . . .
ペダル・コードを、本体にある Pedal(ペダル)端子に接続
します。
※ ペダル・コードは Pedal(ペダル)端子の奥まで差し込んでください。
すき間
3mm
4
電源の接続
電源コードの機種
1 1 1 1 . . . .
付属の電源コードを本体底面の AC In 端子に接続します。
電源コード
2 2 2 2 . . . .
電源コードを、コンセントに接続します。
本機を移動するときは
1 1 1 1 . . . .
鍵盤のフタを閉じます。
2 2 2 2 . . . .
電源コードまたは AC アダプターを外します。
3 3 3 3 . . . .
スタンドのアジャスターを上げます。
4 4 4 4 . . . .
水平に持ち上げ、手をはさんだり、足の上に落としたりしな
いよう注意して運んでください。
5 5 5 5 . . . .
移動先での設置作業として、 「スタンド組み立て」の手順
4
6
〜
を行ってください。
AC アダプターの機種
1 1 1 1 . . . .
付属の AC アダプターと電源コードを接続します。
2 2 2 2 . . . .
AC アダプターを、本体背面の DC In 端子に接続します。
本体背面
ACアダプター
のコード
3 3 3 3 . . . .
電源コードを、コンセントに接続します。
5
コードの固定
手をはさまないように
注意!
必要に応じて本体底面のコーチング・クリップで電源コードとペダ
ル・コードを固定します。
コーチング・クリップ
6
アジャスターの調整
ペダルボードの下にあるアジャスターを下げて、床に当るように調
節します。カーペットの上などに設置するときは、床面を少し強く
押し付けるぐらいに下げてください。
※ 床との間にすき間があるとペダルを破損する原因となります。
fig.5-1.eps
このチラシは、必ず取扱説明書と一緒に保管してください。
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アジャスター
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