グループ、 エフェク ト・セクション
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5. 電源ボタン、LED
電源を入れたり、 切ったりします。電源が入ったとき
は LED が青色に点灯します。電源を切るときは、 長
押しします。
6. FX/CANCEL(エフェクト / キャンセル)ボタン、LED
エフェク トのオン / オフを行います。オン時に LED
が赤色に点灯します。またユーザー・プログラムへ
のライト操作をキャンセルするとき、 このボタンを押
します。(「気に入った音色を保存する」参照 )
7. DRIVE/REVERB(ドライブ / リバーブ ) ノブ
エフェクトの掛かり具合を調整します。グループが
SINGLE ~ 12STRING までのエレク トリ ック ・ ギター
系音色では、 ドライブのゲインを調整します。グルー
プが ACOUS1 ~ SPECIAL までのアコースティ ック ・
ギター系とその他の音色では、 リバーブの量を調整し
ます。
8 . WRITE( ライ ト ) ボタン、LED
グループ USER1、 USER2 内の PROGRAM1 ~ 3、
4 ~ 6 に保存することができます。お気に入りの音
色と、 そのトーン、 ドライブ / リバーブの設定、 エフェク
トのオン / オフの設定を保存します。
9. グループ・セレクター
グループを選択します。このセレクターと 3 ウェイ・
スイッチの組み合わせで音色を選択してください。
内蔵の音色については「グループと音色の対応表」
を参照ください。
10. ヘッ ドホン端子
ヘッ ドホンを接続します。
エレク トリ ック・ギター系音色でドライブ・エフェク ト
を使用した場合は、 ギター・アウ トプッ ト端子から出力
される音が、 ギター ・ アンプとキャビネッ トのシミュレー
ターを通して出力されます。
セッ トアップ
ここでは本機の基本的なセッ トアップ方法について説
明します。
電池の入れ方
電池カバーを外し、 単 3 形電池 4 本を入れます。
電池の向きを間違えないように注意してください。
電池の交換について
電源 LED が点滅したら、 電池を交換してください。
電池が少なくなると、 ノイズが出ることがありま
す。
使えなくなった電池は、 すぐに取り出してくださ
い。そのままにしておくと、 故障の原因(電池
の液もれ等)となります。また、 長時間使用し
ない場合も、 電池を取り外してください。
付属の電池は動作確認用です。電池寿命が短
い場合があります。
保存していない設定は電池容量がなくなると
失われますので、 必要であれば保存作業を行っ
てください。
電池交換の時期を正しく表示させるために、 必
ず「電池の種類を設定」を行ってください。
電池の種類を設定
電池交換の点滅を正しく動作させるため、 電池の種
類を設定します。
1. 電源が切れていることを確認します。
2. WRITE ボタンを押しながら、 電源ボタンを押して
電源を入れます。設定が切り替わり、 ボタンを押
している間、 設定の状態が表示されます。
アルカリ乾電池の場合
WRITE LED が赤色に点灯します。
ニッケル水素電池の場合
WRITE LED が緑色に点灯します。
3. 押していたボタンを離すと、 通常起動します。
工場出荷時はアルカリ乾電池に設定されてます。
TIP
電池の種類の設定は、 電源を切っても保存され
TIP
ます。
オート ・ パワー・オフ機能
本機のオート ・ パワー ・ オフ機能は、 ノブなどを操作
しない状態とギターを弾かない状態が約 30 分間続
くと、 自動的に電源が切れる機能です。一旦、 電源が
切れると、 ノブやセレクターを操作しても復帰しませ
ん。電源ボタンを押して電源を入れ直してください。
オート・パワー・オフ機能を有効または無効にするこ
とができます。
1. 電源が切れていることを確認します。
2. FX/CANCEL ボタンを押しながら、 電源ボタン
を押して電源を入れます。設定が切り替わり、 ボ
タンを押している間、 設定の状態が表示されます。
オート・パワー・オフ機能が有効の場合
電源 LED が赤色、 青色が交互に点灯します。
オート・パワー・オフ機能が無効の場合
電源 LED が赤色に点灯します。
3. 押していたボタンを離すと、 通常起動します。
オート ・ パワー ・ オフ機能の有効 / 無効の設
TIP
定は、 電源を切っても保存されます。
工場出荷時、 オート ・ パワー・オフ機能は有効
TIP
に設定されています。
接続
1. 電池が入っていることを確認します。
2. 本機のギター・アウトプッ ト端子をギター・アン
プなどに接続します。
このときギター・アンプの音量が下がっているこ
とを確認してください。
ヘッ ドホンを使用するときは、 本機のヘッ ドホン
端子にヘッ ドホンを接続します。
3. 本機の VOLUME ノブを最小レベルに設定します。
4. 電源ボタンを押して電源を入れます。
5. ギ タ ー・ア ン プ な ど の ボリュ ー ム と 本 機 の
VOLUME ノブを徐々に上げて音量を調節します。
6. 電源を切る場合は、 電源ボタンを長押しします。
操作方法
音色を選ぶ
1. グループ・セレクターでグループを選びます。
グループは、 エレク トリ ックやアコースティ ックなどギ
ターのタイプによって分けられています。選びたい
音色の基本となるグループを選択してください。
2. 3 ウェイ・スイッチで音色を選びます。
ここではグループごとに設定されている音色のバ
リエーショ ンを選びます。
3. FX/CANCEL ボタンでエフェクトのオン / オフ
を 設 定 し ま す。 エ フェクト の 掛 かり具 合 は
DRIVE/REVERB ノブで調節します。
気に入った音色を保存する
気に入った音色は保存することによって、 いつでもす
ぐに呼び出すことができます。 ( 「 8 . WRITE( ライ ト )
ボタン、LED」参照)
1. お気に入りの音色の設定ができたら、WRITE ボ
タンを押して保存待機状態にします。
WRITE LED がユーザー ・ プログラムでは赤色に、
それ以外では緑色に点滅します。
2. グループ・セレクターと 3 ウェイ・スイッチを操作
し て 保 存 先 の ユ ー ザ ー・ プ ロ グ ラ ム
(PROGRAM1 ~ 3、 4 ~ 6)を選びます。
3. 再び WRITE ボタンを押して保存します。 ( 「8.
WRITE( ライト ) ボタン、LED」 参照)WRITE
LED が緑色に点灯します。
WRITE LED が 点 滅 中( 保 存 待 機 中 ) に、
TIP
FX/CANCEL ボタンを押すと保存が中止され
ます。
工場出荷時の状態に戻す
ユーザー・グループ(USER1、USER2)中にある 6
個のプログラム、 起動時のエフェク トのオン / オフの設
定、 電池の種類の設定、 オート・パワー・オフ機能の有
効 / 無効の設定を工場出荷時の状態に戻します。
1. 電源が切れていることを確認します。
2. FX/CANCEL ボタンと WRITE ボタンを押しな
がら、 電 源 ボタン を 押し て 電 源 を 入 れ ます。
WRITE LED が赤色に点滅し始めたら、 押してい
たボタンを離します。
初 期 化 を 中 止 す る と き は、 こ こ で FX/
TIP
CANCEL ボタンを押します。
3. WRITE ボタンを押すと、WRITE LED が点滅か
ら点灯に変り、 初期化が始まります。正常に完了
すると、 通常起動します。
初期化中は、 絶対に電源を切らないでください。
この操作を完了すると、 保存してあったプログ
ラムと設定はすべて消去され、 工場出荷時の状
態に戻ります。
ギターの調整について
ネックの反りの調整
ギターがチューニングされた状態で 6 弦の 1 フレッ ト
と最終フレッ トを押さえます。
そして、 8 フレッ ト目のフレッ トの上端と 6 弦との間に、
隙間があるかどうかをチェ ックしてください。この隙
間が 1 弦の太さと同じであることが理想的な状態で
す。
これより隙間が大きいときは、 順反りの状態となり、 付
属の調整用レンチでトラスロッ ドを少し時計回りに回
し、 トラスロッ ドの張りを強めて隙間を小さく調整して
ください。
反対に隙間が小さ過ぎるか、8 フレッ トと 6 弦が接触
している場合は、 トラスロッ ドを反時計回りに少し回し
調整します。
この作業は無理をせず少しずつ行い、 もし不慣
TIP
れな場合は専門店、 リペア・ショ ップ等に依頼し
てください。
弦高の調整
弦高を上下させるためには付属の調整用レンチを使
い、 ブリッジ・サドルの調整ねじを回して希望の高さ
にします。弦高は弾き心地にも影響します。
ネックの反り、 弦高、 弦のゲージなどを変更した場合、
オクターブ調整が必要となることがあります。各弦ご
とに 12 フレッ トを押さえた音と、 12 フレッ ト上のハー
モニクス音の高さを比較し、12 フレッ トを押さえたと
きの音がハーモニクスより低い場合は、 調整ねじを反
時計回りに回して、 ハーモニクス音の高さと同じとな
るよう合わせます。逆に 12 フレッ トを押さえた音が
ハーモニクスより高い場合は、 調整ねじを時計回りに
回して同じ高さに合わせます。
弦の交換
弦を交換するときは、 ボディ裏側から新しい弦を通
し、 ヘッ ドのペグのポストに巻弦で 2、3 周、 プレーン
弦で 4、5 周、 上から下に向かい巻いていくよう長さ
を調節してください。
グループと音色の対応表
グループ
NECK
USER1
PROGRAM1
ユーザー
USER2
PROGRAM4
SINGLE
NECK
B'TWEEN VARIATION1
エレク トリ ック系
'BUCKER
NECK
MODERN NECK (SINGLE)
12STRING DOWN12STRING
ACOUS1
LARGE1
アコースティック
ACOUS2
NYLON
系、 その他
UNIQUE
BANJO
SPECIAL
SYNTH (*3)
*1
ユーザー・プログラムでのエフェク トは音色によって異なります。
*2 SITAR では、TONE ノブで共鳴弦のレベルを調整します。
*3 SYNTH、BASS SYNTH は、 和音を弾くと意図した音にならないことがあります。基本的には単音で弾い
てください。
*4 SUSTAIN は、 弾いた音が持続しオルガンのようなサウンドが得られます。持続を止めるにはスタッカートや
微弱な音で演奏するか、 弦をミュートしてください。また TONE ノブでビブラートの深さを調節することがで
きます。
ギターのお手入れ等について
演奏を終えた後は、 乾いた柔らかい布等で全体を乾
拭きしてください。
高温の自動車の車内に長時間放置するなど、 本
機を極端な気温の変化等にさらさないよう注
意してください。本体塗装等に影響を及ぼす
場合があります。
仕様
音色数:27 (9 グループ× 3)
ユーザー・プログラム数:6 (2 グループ× 3)
入出力端子:ギター・アウ トプッ ト端子 x1、 ヘッ ドホン
端子 x1
電源:単 3 形電池 4 本(ニッケル水素電池またはア
ルカリ乾電池)
電池寿命:
約 15 時間 (ニッケル水素電池使用時、 ヘッ ドホン未
使用時)
約 11 時間 (アルカリ乾電池使用時、 ヘッ ドホン未使
用時)
付属品: 動作確認用単 3 形アルカリ乾電池(LR6)
4 本、 調整用レンチ
※ 仕様および外観は、 改良のため予告無く変更する
ことがあります。
3 ウェイ・スイッチ
MIDDLE
BRIDGE
PROGRAM2
PROGRAM3
PROGRAM5
PROGRAM6
MIDDLE
BRIDGE
VARIATION2
VARIATION3
NECK + BRIDGE
BRIDGE
BRIDGE (SINGLE)
BRIDGE ('BUCKER)
ELE 12STRING1
ELE 12STRING2
LARGE2
ACO 12STRING
SMALL1
SMALL2
SITAR (*2)
RESONATOR
BASS SYNTH (*3)
SUSTAIN (*4)
エフェク ト
(*1)
DRIVE
REVERB