▶ 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。電線、
ガス管あるいは水道管を損傷すると、本製品外側の金属部分での感電事故、あるいは爆発が発生する可
能性があります。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
▶ 約 50 回の連続した押抜き作業の後には押抜き工具をオフにし、約 15 分間冷ましてください。過熱は押
抜き工具の損傷の原因となります。
▶ 押抜き工具は、子供や権限のない者の手の届かない乾燥した場所に保管してください。
▶ Hilti は、押抜き作業が 15,000 回を超えたら押抜き工具の総点検をHilti サービスセンターに依頼される
ことをお勧めします。
2.3
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ Li-Ion バッテリーの安全な取扱いと使用のために、以下の安全上の注意を遵守してください。これを守
らないと、皮膚の炎症、重篤な腐食負傷、化学火傷、火災および/あるいは爆発の原因となることがあり
ます。
▶ バッテリーは、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
▶ 損傷を防止して健康にとってきわめて危険なバッテリー液の漏出を防ぐため、バッテリーは慎重に取り
扱ってください!
▶ バッテリーは決して改造したり手を加えたりしないでください!
▶ バッテリーを分解したり、挟んだり、80°C(176°F)以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
▶ ぶつけたり、あるいはその他の損傷を受けたバッテリーは、使用したり充電したりしないでください。
バッテリーは、損傷の痕跡がないか定期的に点検してください。
▶ リサイクルあるいは修理されたバッテリーは、決して使用しないでください。
▶ バッテリーまたはバッテリー式電動工具は、決して打撃工具として使用しないでください。
▶ バッテリーは、決して直射日光、高温、火花の発生、裸火に曝さないでください。これを守らないと、
爆発の原因となることがあります。
▶ バッテリーの電極に、指、工具、装身具あるいはその他の導電性のある物体で触れないようにしてくだ
さい。これを守らないと、バッテリーの損傷、物財の損傷および負傷の原因となることがあります。
▶ バッテリーを雨、湿気、液体から保護してください。バッテリー内に湿気が入り込むと、短絡、感電、火
傷、火災あるいは爆発の原因となることがあります。
▶ 必ずご使用のバッテリータイプ用に指定された充電器と電動工具を使用してください。これについて
は、充電器や電動工具の取扱説明書の記述を確認してください。
▶ バッテリーは、爆発の可能性がある場所で使用あるいは保管しないでください。
▶ バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。バッ
テリーを、目視確認が可能で可燃物のない場所に、可燃性の資材から十分な距離を設けて置いてくださ
い。バッテリーを冷ます。1 時間の経過後にも掴むことのできないほどに熱い場合は、そのバッテリーは
故障している可能性があります。Hilti サービスセンターにご連絡いただくか、あるいは「Hilti の Li-Ion
バッテリーの安全と使用についての注意事項」をお読みください。
Li-Ion バッテリーの搬送、保管および使用に適用される特別の規則を遵守してください。 → 頁 86
本取扱説明書巻末の QR コードをスキャンして、Hilti の Li-Ion バッテリーの安全と使用について
の注意事項をお読みください。
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