7. 操作
初期設定
a.
1. ホルダーを電源の出力コネクタに接続します。
2. 使用するカートリッジをホルダーに差し込みます。
3. 完全に止まるまで、カートリッジを押し込んでください。
TATC カートリッジの場合、カートリッジシャフトの平らな面をハンドルの開口部に合わせます。完全に止
まるまで、カートリッジを押し込んでください。カートリッジが完全に押し込まれると、ハンドルの挿入マーク
が点滅します。点滅したら、それ以上カートリッジを押し込まないでください。2 つめのカートリッジでも同じ
手順を繰り返します。
4. ホルダーを付属のワークスタンドに置きます。
5. スポンジを使用する場合、蒸留水でスポンジ (硫黄を含まないスポンジ) を濡らします。
6. 電源コードをアース付きのコンセントに接続します。
7. 電源スイッチを押し、電源を入れます。注記 :正しく接地されていることを確認してください。。接地されていない
場合、電源は入りません。本機は、絶縁変圧器が使用されている電気回路網では機能しません。
8. セレクターボタンで左右・または同時出力を選んで下さい。画面の左または右にアニメーションボックスカー
ソル ( ) が表示され、どちらのホルダーが使用できるかを示します。
すべてのチップカートリッジの交換
b.
1. システムの電源が切れていることを確認してください。
2. カートリッジ取り外しパッド (MX-CP1) を使用して、カートリッジを抜き出します。注記 :チップカートリッジは高温
になっている可能性があります。カートリッジを取り外す際に金属製工具(たとえばプライヤなど)を使ってはいけ
ません。
3. 新しいカートリッジをホルダーに押し込みます。
4. ホルダーを付属のワークスタンドに置きます。
5. 電源スイッチを押し "ON" にします。新しいカートリッジは、すぐに最高温度まで熱くなります。
MX-PTZ および TALON の操作
c.
1.
チップを清掃し、一旦加熱して新しいはんだで覆ってください。
2.
チップが部品のすべてのリードと接触していることを確認します。チップの傾斜部または直線部
のいずれかを使用できます。リード全体にはんだを供給して、サーマルブリッジを作ります。
3.
チップを強く押し付け、すべてのリードにリフローが完了するまで待ちます。
4.
圧力をかけたまま、部品を持ち上げます。
MX-PTZ チップの長さと角度の調整 :長さと角度は以下のように調整できます。
d.
ユーザがプログラム可能なパワーセーブモードの調整
e.
1.
システムがレディーモードの状態で、表示時間が点滅するまで、出力セレクタ/コマンドボタンを3秒間押し続けま
す。
2.
出力セレクタ/コマンドボタンを放します。
3.
目的の時間が表示されるまで、出力セレクタ/コマンドボタンを押します。ボタンを押すごとに、時間は10分ずつ増
えていきます。
4.
出力セレクタ/コマンドボタンを3秒間押し、操作に戻ります。
98
サーマルブリッジ