HECOをご購入されたお客様へ
このたびはHECO製品をお買い求めいただきまして、 誠にありがとうございます。 当社の製品がお客様のご
要望に応え、 ご満足いただけましたら幸いです。 お客様がお選びになった当社製品は、 その優れた品質に
おいて、 世界中で認められております。
なお、 お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、 下記の注意事項を必ず最後までお読みく
ださい。
脚を取り付ける (ELEMENTA 700のみ)
配送パッケージに入っている2つの脚は、 必ず、 使用前にラウドスピーカーに取り付けてください。 脚を取り
付ける際、 スピーカーは、 清潔で安定した台に底部を上に向けて置きます。 塗装面を傷付けないために、 保
護袋は、 取り付けが完了するまで装着したままにすることをお勧めします。
図1で示すように、 最初に4本の金属スパイクを2個の金属トラバースに取り付けてください。 2本のスパイク
はそれぞれ (X) トラバース (w) のねじ穴に、 下からできるだけ深くねじ込みます。 上から、 プラスチック ・ワ
ッシャー (z) を突き出したねじ山にかぶせるよう取り付け、 止めねじ (z) を取り付けて締めます。
図1に示すように、 予め組み立てられた2つの脚を同梱のM6ネジで取り付けます。
メタルスパイク は、 高さの調節が可能になっており、 スピーカーの安定性を保証します。 これにより、 ラミネ
ートやタイルなどの滑らかで固い床材の上での最適な安定性を確保します。 ラバーインサートはメタルイン
サートに交換することができます (パッケージに同梱)。 交換することで、 例えば、 カーペットの場合など、 さ
らによく適合します。
HECO ELEMENTA スピーカーの接続に関する一般的なご注意
スピーカーを接続するためには、 専門店でお買い求めになれる特別なスピーカーコードが必要です。 音質
が落ちないように、 長さが3メートルまでのコードは、 断面が最低 2.5 mm²、 それ以上 の場合は直 径が最低
4 mm² のコードを用いることをお勧めします。
アンプやレシーバーは、 すべての接続作業が終了するまで、 スイッチを切っておいてくださ
い。 正確なコードの長さを測ることができるように、 スピーカーは予定された位置に配置しておきます。 両
方のチャンネルに使用するコードは、 どちらも同じ長さにしてください。
ここで、 コードの先端を約10~15 mm絶縁します。 先端は、 錫メッキするよりはねじって端子に 入れ たほう
がよく 、 それをネジで固定します。 (図 2)
コードを接続する時は、 必ず位相に応じた接続をするよう、 気をつけてください。 つまり、 スピーカーの黒い
端子 (-) は、 アンプの (-) 端子と、 それからスピーカーの赤い端子 (+) は、 アンプの (+) 端子と接続してい
なければなりません。 市販のスピーカー ・ コードですと、 位相に応じた接続が間違いなく行えるよう、 コード
の内部が波型の起伏になっているか、 色違いのストライプで印がついています。
コードがしっかり繋がれているか、 また突き出た導線などでショートしていないかどうか、 よく確かめてくだ
さい。 この二つの事項は、 アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、 ご注意ください。
HECO ELEMENTA のステレオ使用
音を楽しむ最良の位置は、 スピーカーと聴く位置とが三角形をつく った場合に得られます。 左右のスピーカ
ーから聴く位置までが同じ距離だと、 音響信号が届く までの時間も同じなので、 調和のとれた自然な音質が
得られます。 (図 3)
スピーカーと聴く位置との間には、 視界がさえぎられないようにしてください。 吸音性や反射性のある障害
物は、 音質を落とします。 更に、 スピーカーを置く場合には、 次の距離を守ってください。
スタンドスピーカー: 後ろの壁から最低 20cm、 横の壁からは最低30 cm。 これにより、 ベ ースが響きすぎるの
を防ぐことができます。
壁掛け式スピーカー: 棚型スピーカーをご使用の場合にも横および後ろの壁や物体から10cm以上 の距離
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