C
[COAXIAL IN][COAXIAL OUT]端子
75Ω同軸ケーブルを使用して、 外部MADI機器と接
続し、 デジタルオーディオ信号や制御信号を送受信
するBNC端子です。
使用できるケーブルの長さは最長100mです。
OPTICAL/COAXIAL入力の2重化
[OPTICAL IN]端子と[COAXIAL IN]端子の両方に有効な信号が入力されている場合は、 OPTICAL信号が優先になり
ます。 また、 光ファイバーケーブルの断線などOPTICAL信号に異常が生じた場合は、 自動的にCOAXIAL信号に切り替
わるので、 入力信号を2重化できます。 ただし、 音声が一瞬途切れます。
ヤマハ製品どうしのシリアル通信
このカードをヤマハデジタルミキシングコンソールLS9とヤマハデジタルミキシングエンジンDME24Nのそれぞれ
のスロットに装着し、 LS9からDME24Nの内蔵ヘッドアンプをコントロールすることができます。
* DME24NのファームウェアのバージョンはV3.04以上が必要です。 最新のファームウェアは以下のヤマハウェブ
サイトからダウンロードできます。
http://proaudio.yamaha.co.jp
■ スイッチ
4
装着する機器や用途に応じて以下のスイッチを設定してから、 お使いください。
A
MADI チャンネルモード (SW1)
Mode
56 チャンネル
64 チャンネル
56チャンネルはAES10-1991に、 64チャンネルは
AES10-2003に準拠しています。
B
サンプリング周波数 (SW2)
Mode
44.1/48 kHz
88.2/96 kHz
88.2/96kHzはダブルスピードモードにのみ対応してい
ます。 ダブルチャンネルモードには対応していません。
Position
56ch
64ch
Position
48K
96K
D
ACTIVE INPUT インジケーター
[OPTICAL IN]端子または[COAXIAL IN]端子で、 有
効な信号が入力されている側のインジケーターが緑
色に点灯します。
受信した信号のMADIチャンネルモード/サンプリング
周波数と、 カード上のスイッチSW1/SW2の設定が異な
る場合は、 インジケーター は点灯しません。 スイッチを
正しく設定してから、 お使いください。
SW1
SW2
56ch
64ch
48K
1
2
C
カードID (SW3)
Mode
Emulation
Native
通常は、 [Emu.]に設定してください。 このスイッチを
2
[Emu.]、 スイッチ
を[48K]に設定するとヤマハデ
ジタルI/OカードMY16-AT、 このスイッチを[Emu.]、
2
スイッチ
を[96K]に設定するとヤマハデジタルI/O
カードMY8-AE96のように見せかけて動作させるこ
とができます。 将来予定されているNativeモード対応
機器で使用する場合は、 このスイッチを[Nat.]に設定
すると、 MY16-MD64の機能を最大限に使用するこ
とができます。
D
SW101
必ず[OFF]に固定してお使いください。 このスイッチ
を変更すると、 正常に動作しなくなります。
各部の名称と機能
SW3
96K
Emu.
Nat.
3
Position
Emu.
Nat.
MY16-MD64 取扱説明書
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