4. NYTRO DUST の毎回の乗車前に
Pinarello Nytro Dust バイクの毎回の乗車前には、 バイクの完全な機能を確保し、 バイカーの安全を
保証するために、 一連の点検をおこなって ください。 バイクの輸送中や自転車を長い未使用期間には、
バイクの挙動やセッティ ングの一部が変化する可能性があります。
フロントホイールとリアホイールのスルーアクセルの固定状態を点検します。 ホイールがサ
1.
スペンションフ ォークとフレームにきちんと固定されていることを確認して ください。
シートポストクランプのようなコンポーネン トのクイック固定具の固定状態を点検します。
2.
3. バッテリー、 ハンドルバー上の装置、 モーターの配線を点検します。 正し くつながれ、 たるみがない
ようにします。
4. バッテリーの充電状態を点検します。 リチウムイオンバッテリーはメモリー現象がありませんので、
特に長く乗車した場合など、 毎回の乗車後に充電することをお勧めします。 バッテリーが完全に切れた
ままでの状態で放置するのは絶対に避けて ください。
5. 電動ペダル補助システムにアクセスしたらすぐに、 制御装置のディ スプレイにエラーのシンボルや
知らせが表示されていないかどうかを確認します。 エラーの知らせや警告が表示されている場合は、
絶対に電動アシスト自転車に乗ってはいけません。
6. バッテリーが正し く取り付けられていること、 閉鎖装置が正し く閉じられていることを点検します。
バッテリーが正し く配置されておらず、 安全に固定されていない場合は、 絶対に電動アシスト自転車に
乗ってはいけません。
タイヤのコンディションと空気圧が良好であることを確認します。 推奨空気圧 (走行コースや大気
7.
条件によ って変わる可能性があります) は1.5bar~2.2barですが、 通常、 タイヤのサイドにタイヤの空
気圧が表示されています。 ホイールを空回りさせて、 中心からずれていないこと、 コンポーネント (アク
セル、 スポークなど) にキズや破損がないかを点検します。
8. ブレーキの働きを点検します。 バイクを停車してブレーキレバーを引き、 ブレーキレバーがハンドル
バーに触れることなく、 効きが感じられることを確認します。 油圧ブレーキの場合はオイル漏れがない
ことを確認します。
9. 電動アシスト自転車を持ち上げてホイールで着地させ、 異常な音や振動がないかどうかを点検し
ます。
10. 使用国の道路交通法で定められている装置がバイクに装備されていることを確認します。 視界が
良くない場合や夜間に灯火や反射材なしで運転することは非常に危険です。
11. 停車したバイクに負荷をかけて、 サスペンション (搭載モデルの場合) が正し く働くかどうか (縮む、
戻る) を点検します。
150
スルーアクセル、 クイック固定具、 固定具が正しく締結されていないと、 バイクの
パーツがはずれて、 転倒の危険につながる可能性があります。
バッテリーを充電せずに長期間放置した場合、 充電値が安全最低充電しきい値よ
り下がる可能性があります。 その場合。 バッテリーの管理システムの働きで、 バッテ
リーが永久的に停止され、 以後は使用不可能となります。
このような理由で、 バッテリーはできるだけ早く再充電することをお勧めします。
モーターのメーカーが作成したマニュアルで、 バッテリーの管理についての説明
をお読みください。