2.0 バッテリーの充電
リークディテクターは、 使用前に完全に充電しておいてください。 必ず、 付属のACアダプターまたはUSB
ケーブル (両方とも機器に付属) を使用してください。 ACアダプターを使用してバッテリーを充電するには、
最初に、 現地のACコンセントに合ったプラグを付属のACアダプターに接続します。 ACアダプターをコンセ
ントに差し込んでから、 ACアダプターの反対側にあるバッテリープラグをリークディテクター本体の下部に
あるコネクターに差し込みます。 USBケーブルを使用してバッテリーを充電するには、 USBケーブルをその
まま機器とUSBポートに接続します。 充電中は、 LEDが、 バッテリー充電中であることを示す緑色に点灯しま
す。 バッテリーが完全に充電されると、 LEDが緑色に点灯しなくなります。
リークディテクターの充電量が低下すると、 赤色と黄色のLEDの間にある青色のLEDが点滅し始めます。
バッテリーが完全に放電して故障しないようにするため、 青色のライトが点滅したら、 リークディテクター
を充電することが重要です。
注 : バッテリーが完全に放電している場合、 LEDは点灯/点滅しません。
注意 : バッテリーの状態を良好に維持するため、 リークディテクターを電源に差し込んで充電している状態
で操作し続けないことをお勧めします。 ただし、 バッテリーが完全な放電状態になり、 充電できなくなった
場合は、 電源から直接電力を供給しながら機器を操作できます。 リークディテクターを電源に差し込んだま
ま使用するには、 通常の操作に関する説明に従ってください。 LEDが青色に点灯または点滅したら、 機器の
使用準備は完了です。
注意 : リークディテクターにはニッケル水素 (NiMH) バッテリーが内蔵されています。 他のバッテリー充電
機器と同様、 長期間バッテリーを充電せずに放置しておく と、 放電が進んで充電できない状態になる場合
があります。 バッテリーは少なく とも3か月に1回は充電することをお勧めします。 リークディテクターは、 推奨
されているように定期点検のため高頻度で使用する場合には、 よ り頻繁な充電が必要になるこ とがあります。
注意 : 本機器に内蔵されている充電式バッテリーの交換は工場で行う必要があります。 本機器内の部品を
ユーザーが交換することはできません。 機器を開けたり、 内部部品に勝手に変更を加えたりすると、 工場
保証が無効になります。
注 : バッテリー残量が少ない状態で充電する場合は6時間ほどかかります。
注 : リークディテクターは充電中に触れると温かいことがありますが、 異常ではなく、 安全上の心配はありま
せん。
3.0 起動
プローブアセンブリをホルダーから取り出します。 起動シーケンスが開始されるまで電源ボタン (図1) を長
押ししてください。 起動シーケンスでは、 約15秒間、 赤色と黄色のLEDが交互に点滅します。 赤色と黄色の
LEDが点滅しなくなり、 青色のLEDが点灯したら、 機器を使用またはゼロ補正できます。 起動シーケンス中は
機器のゼロ補正を行わないでく ださい。
4.0 機器のゼロ補正
本機器の使用後から次回の使用までの間に定期的にゼロ補正を行うことが必要になる場合があります。
特に、 本製品を別の部屋へ移動した場合や、 温度や湿度が異なる場所に移動した場合は、 ゼロ補正を行
ってください。 プローブがホルダーに収納されている状態では機器のゼロ補正を行わないでく ださい。 プロ
ーブは、 機器のゼロ補正の前にプローブホルダー (図1) から取り出す必要があります。 ゼロ補正するには、
ゼロ設定ボタンを押します。 ゼロ補正シーケンスが約4秒間にわたって行われ、 その間、 赤色と黄色のLEDが
点滅します。 すべてのLEDが点滅しなくなり、 青色のLEDが点灯したら、 機器の使用準備は完了です。
注 : 誤測定を避けるため、 ゼロ補正シーケンスの実施中は機器を使用またはゼロ補正しようとしないでく
ださい。
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