製品をオンにした状態での設定
▶ + / - ボタンで速度レベルを設定します。
▶ 速度レベルが設定され、製品の電源を切っても設定は保存されたままです。
6.4
多用途工具を使用しての作業
警告
負傷や損傷の危険があります。 変形した、切れ味が悪くなった、またはその他の損傷を受けた先端工具は、
破損し、負傷や物財の損傷の原因となることがあります。
▶ 摩耗または損傷した先端工具は使用しないでください。
多用途工具は、さまざまな作業に対応するように設計されています。取り付けられた先端工具に応じて、
製品を切断、研磨、きさげ加工、ジョイントの除去に使用することができます。
切断
プランジソーブレードは、 狭い場所、 端に近い場所、 または表面と同じ高さの場所での正確な切断に最適です。
▶ 多用途工具を中速に設定します。これにより、貫入時のコントロールが向上します。
▶ 最初切断の後、より速い切断のために速度レベルを上げることができます。
▶ 適度な力で作業し、先端工具を母材へと押し込まないようにしてください。圧力をかけすぎていると、
貫入中に強い振動が発生します。
研磨
▶ 本製品をオンにした後、最大振動率に達するのを待って作業材料と先端工具を接触させてください。
▶ オフにする前に、本製品を作業材料から持ち上げてください。
▶ 連続的に動かし、軽い圧力で研磨してください。先端だけでなく、研磨面全体で作業してください。
▶ バッキングパッドを定期的に回転させてください。これにより、紙やすりとバッキングパッドの摩耗を
均等にさせることができます。
きさげ加工
▶ 多用途工具を低速から中速に設定します。
▶ 母材を除去する位置に先端工具をセットします。
▶ 適度な圧力で作業してください。圧力が強すぎると、母材が損傷する可能性があります。
ジョイントを除去する
▶ 作業を開始する前にジョイントの幅を測定し、適切な先端工具を選択してください。
▶ 多用途工具を中速から高速に設定します。
▶ 前後の動きを使用して、数回のパスでグラウトを除去します。
▶ 先端工具がジョイントと一直線になっていることを確認し、作業中は先端工具に過大な側方圧力をかけ
ないようにしてください。
▶ 貫入長さの目安として、 先端工具のカーバイドグリットを使用します。母材の損傷を回避するため、 カー
バイドグリットのラインを超えて貫入させないでください。
6.5
デプスゲージを使用する
注意
先端工具による負傷および損傷の危険。 デプスゲージと先端工具が接触すると、デプスゲージおよび/また
は先端工具が損傷することがあります。
▶ デプスゲージは、必ず先端工具に接触しないように調整してください。
プランジカットを行う場合、作業材料の背後にある物体あるいは面を損傷してはならない場合などには、
デプスゲージにより貫入長を制御できます。
1. 固定スリーブとデプスゲージ取り付けます。 → 頁 338
先端工具が斜めに取り付けられている場合は、テンションボルトを緩め、デプスゲージが先端工
具と平行になるまで固定スリーブを回します。クランプねじを締め直します。
2. 固定ネジを緩めます。
3. 先端工具の先端部とデプスゲージの先端部との間隔 「X」を調整します。
4. 固定ネジを締め付けます。
340
日本語
5
2381015
*2381015*