図 2: バッテリーパックの充電器への挿入方法
バッテリーの充電方法
1. 充電器に、 別途充電器コードが付属している場
合には、 このコードを充電器に接続します。
2. このコードの充電器とは逆側の端を、 AC電源コ
ンセン トに差し込みます。
3. バッテリーパックを充電器に挿入します。 バッテリ
ーパックが止まるまで、 軽く押します。 充電器に
は14.2Vバッテリー用のLEDが1つ、 また18Vバッテ
リー用のLEDが1つあります。 電池が接触すると、
該当するLEDが緑色に点滅し始め、 バッテリーが
完全に充電されるまで点滅が継続します。 その
後、 LEDは常時点灯となり、 完全充電状態になっ
たことが示されます。
4. ある種の内蔵安全保護機能によって、 充電器が
オフにロックされた状態になることがあります。 充
電器のLEDライ トが点灯しない場合には、 そのバ
ッテリーを外して、 10分間充電器のプラグをコン
セン トから外してください。 充電器のプラグをもう
一度コンセントに差し込み、 正常であることが分
かっているバッテリーを充 電 器に差し込 みま
す。 LEDライ トがオンにならなければ、 その充電器
は故障しており、 交換する必要があります。
5. バッテリーパックが過度の高温または低温になっ
ていると、 充電器は充電を行いません。 バッテリ
ー温度が32°F (0°C) から113°F (45°C) の間になっ
て、 高速充電を開始できるようになるまで、 充電
器は黄色LEDをゆっく り と点滅させて待ちます。
6. 標準の高速充電時間は30分です。 充電が30分よ
り長くかかることがあります。 長時間バッテリーを
低充電状態に放置してあった場合には、 充電サイ
クルが長くなることがあります。 充電が完了する
と、 緑色LED4灯がすべて点灯したままになり
ます。
7. 赤色LEDが点滅すると、 そのバッテリーが故障し
ていて充電器が充電できないことが示されてい
ます。 そのバッテリーを充電器から外して、 バッテ
リーを交換してください。
ZCTC772ACE Rev. C
バッテリーパック
バッテリーパックの保護
効率とバッテリー寿命を最大化するために、 リチ
ウムイオンバッテリーは、 本ツール内および充電
器内に内蔵の安全回路によって保護されていま
す。 この安全回路は、 バッテリー電圧、 充放電の
電流と温度を監視しています。
低温環境下での動作
リチウムイオンバッテリーは、 -4°F(-20°C)までの温
度で使用可能です。 バッテリーバックが極度に低
温であるときには、 本ツールを無負荷で作動させ
てバッテリーを暖めると、 通常通りに本ツールを
利用することができます。
高温条件下での動作
リチウムイオンバッテリーの温度が 113°F (45°C)
に達すると、 保護回路によってバッテリーがオフ
になります。 一旦バッテリー温度が下がると、 充
電器は正常な動作を再開します。
保管
バッテリーパックは水中や雨中にさらさないでく
ださい。 これによって、 バッテリーパックが損傷す
ることがあります。
バッテリーを完全に充電してから、 保管してくださ
い。 寿命を最適にするには、 リチウムイオンバッテ
リーは、 湿気がない室温状態で保管してくださ
い。 バッテリーを高温で長期間保管すると、 恒久
的な充電能力の低下が起きることがあります。
メンテナンス
サービス
ツールを保守サービスするには、 細心の注意と知
識が必要になります。 保守サービスは公認のサー
ビス技術者だけが行うことができます。
• ご使用の前には、 必ず充電器に損傷がないか
チェ ック してください。
• 損傷がある部品は、 交換または修理してからご
使用ください。 部品や取り付け部の破損、 その
他の動作に影響する条件がないか調べてくだ
さい。
• 損傷した部品は、 公認のテクニカルセンターに
より正規の修理または交換を受けてください。
• 充電器を整備してください。 良好かつ安全な性
能を発揮させるためには、 充電器はきれいにし
て、 油やグリスで汚さず、 乾いた状態に保ってく
ださい。
• 最寄りのSnap-on修理センターの所在地につい
ては、 Snap-onカスタマーサービス、 1-877-762-
7664までお電話ください。
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