シ ョベリングには、 少なく とも トランシーバーでの探索と同じく
らいの時間がかかります。 組織的な方法でシ ョベリングするこ
とが重要です。 ベルトコンベア方式は、 最も効率的かつ効果
的な掘削方法です。 埋没者を発見したら、 できるだけ早く その
埋没者のトランシーバーの電源を切るこ とが重要です。
5/ 干渉
特定の電子機器や電気的および電磁的装置は、 トランシーバ
ーのシグナルに重大な干渉を起こす可能性があります。 これ
らの干渉源と して次のものが挙げられます。
• 携 行 品: スマートフォン、 ラジオ、 カメラ、 心 拍 数モニタ
ー、 GPS機器、 電動式エアバッ グ付きバッ クパッ ク
• 常 設 設 備:中 継 塔 、 送 電 線 、 発 電 設 備 、 スキ ーリフト
シグナルの劣化のリスクを軽減するために、 トランシーバーを
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電気的および電磁的活動の発生源からできるだけ遠ざける
ようにしてく ださい。
5.1/ 探索モードでの推奨事項
すべての金属機器や電子機器をトランシーバーから少なく と
も50cm離してください。 探索を行う際は、 アナログラジオ、 自
動調整機能のないヘッ ドランプ、 ラジオ機能のない腕時計、
二次雪崩に備えたバックアップトランシーバーを除くすべて
の電子機器の電源を切ることをお勧めします。 探索中はすべ
ての携帯電話とデジタルラジオの電源を切ってください。 電
話をかける場合は必ず、 探索活動を行っている人から少なく
とも 10m離れた場所で行ってく ださい。 電動エアバッグリ ュッ
クサックを着用している場合は、 スイッチを切るか、 雪崩トラン
シーバーのあるシステムから50cm以上離れることをお勧め
します。
5.2/ 送信モードでの推奨事項
すべての金属機器や電子機器をトランシーバーから少なく と
も20 cm離してく ださい。
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