のダイナミックロープのみ使用してください。 純粋に
懸垂下降のみを行う場合は、 EN 1891準拠のカー
ンマントルロープの使用も許容されます。 注意:一
般に市販されているロープの直径には、 +/- 0.2mm
の許容誤差があります。 ロープの直径ならびにその
他の属性は、 ロープの使用にともない変化します。
制動効果はロープの直径とロープの表面に左右さ
れます。 湿気、 氷、 磨耗、 汚れなどによって、 制動
効果に変化が生じ、 システムの機能不全にいたるこ
ともあります。
カラビナ:AUSTRIALPIN FISHは
AUSTRIALPIN製カラビナ HMS RONDOと組
み合わせてのみ、 完全な機能が保証されます。 この
モデルのみ使用してください。 確実なロックを可能
にするロックならびにSelfieフレーム (ビレイループ
を囲むことによってカラビナの反転を防ぐワイヤー
フレーム) が装備されています。
使用前後、 使用中の確認事項:
製品にヒビ割れや変形、 著しい磨耗の発現、 錆がな
いかどうか、 さらに全パーツの取付けに緩みがない
かご確認下さい。 制動機能が正しい状態にあるか、
そしてロープの繰り出しは、 お使いになるロープの
使用前に必ずチェックしてください。 システム中の
全ての構成部分が互いに正しく接続されているか
を確認してください。 ロープが正しく通されている
か、 カラビナが正しい位置にあるかを確かめてくだ
さい。 カラビナが正しくロックされているか、 Selfie
フレームの中にビレイループが通っているか注意し
てください。
操作:
1. 取り付け
a) 「HMS RONDO Autolock Selfie」 カラビナを
クライミング用ハーネスのビレイループに装着しま
す。 カラビナの反転を防ぐために、 Selfieフレームの
中にビレイループが通っていることを確認してくだ
さい。 図3を参照
b) FISHのロープ受け口にロープを入れます。 挿
入方向があっているか確認してください。 ブレー
キハンド側とクライマー側のロープが、 器具に記
載されている図と一致していないといけません。
図4を参照
c) 装着したカラビナをFISHのカラビナ用スロット
に取り付けます。 ロープとカラビナ用スロットが共
にカラビナに掛けられているか、 そしてカラビナの
ロックが施錠されているかをここで確認してくださ
い。 FISHの解除レバーがビレイヤーの方向を、 操作
フレームはビレイヤーとは逆を向いているようにし
てください。 図5を参照
2. ロープの繰り出し
方法1 : チューブ型 図6を参照
方法2:ブレーキハンドの親指をFISHの操作フレー
ムの下に据え、 制動器を手前から前方へ水平に動か
します。 ブレーキハンドで末端側のロープをゆるく
握っているよう注意してください。 もう一方の手は
制動器を通してロープを引っ張ります。 図7を参照
3、 ロープをたぐる (の正しい文章)
ブレーキハンドと反対の手でロープをたぐり寄せ、
ブレーキハンドを素早く上に移動し、 制動器を通
してロープを引きます。 図8a、 8b参照 続いて
すぐに、 ブレーキハンドを再び上にやります、 ブ
レーキハンドは、 ロープを包むように握った状態
で、 再び制動器へと動かします。 図8cを参照
4. フォールを止める
末端側のロープをしっかりと握り、 ブレーキハンド
は下のままにしてください
5. 解除
方法1 :ブレーキハンドと反対の手で解除レバーを
作動します。 図9を参照
ブレーキハンドは常に、 末端側のロープを包むよう
に握っていること。 解除レバーを完全に
身体側に引き付けると、 ロープが緩むスピードに急
ブレーキ (ロープの径に応じて) がかかり、 しいて
は完全にストップします。