モノラル動作
2つのチャンネル、 したがって両方のサテライトが同じ信号を再生するようなモノ動作が求められる場合につい
ては、 本書終わり近くの 「モノラル構成図」 をご覧ください。
トラブ ル シュー ティング
出力がない
最初に、 本体ユニッ トに AC 電源が来ていてオンになっているか確認します。 パワーアンプモジュールの LED (13)
が緑色に点灯しているか確認します。
緑色に点灯していない場合、 オン/オフスイッチ (3) がオン位置か確認し、 IEC 電源コード (2) がしっかり安定して
接続されているか確認します。 AC 電源コードが AC コンセントに差し込まれているか確認します。
最後にヒューズ (1) をチェックします。 (安全上の注意については 「リアパネル: ヒューズ」 のセクションをご覧くだ
さい。 )
ユニッ トにAC 電源が来ていることを確認した後、 TriFlex
ーブルを一時的に外し、 信号を再生できる他のデバイス (パワーアンプやスピーカー) に接続します。 これで信
号が再生される場合、 使用されているすべてのレベルコントロールが満足のいく レベルまで上がっている (3分
の1ないし2分の1) か確認します。
TriFlex II に直射日光や過剰な熱の影響を受けている場合、 内部のサーマルプロテク トが起動していることも考
えられます。 その場合は TriFlex II の電源を切り、 クールダウンするまで十分な時間放置します。
それでも出力がない場合は Peavey ディーラーまたはPeavey サービスセンターまでお問い合わせください。
ハム/ノイズ
TriFlex II システムにハムあるいはノイズがある場合、 これは AC コンセントに関係します。 TriFlex II を別の AC コ
ンセントに接続してみます。 ミキサーや TriFlex II に別の回路 (ブレーカー) を使用する場合、 ハムの問題が起こ
ることもあります。 現実的でない場合を除いて、 同じ壁コンセント (ブレーカー) からミキサーとパワースピーカ
ー両方に電源を供給するのがベストです。
信号を TriFlex IIの入力に送るためシールドケーブルが使われていることを確認します。 シールドケーブルでは
なく、 1/4" プラグのスピーカーケーブルを使用する場合、 これはハムあるいはノイズの原因になります。
ハムはグランドループに関係することもあります。 グランドリフトスイッチ (4) を使うだけで、 TriFlex II 側の平衡
ケーブルでシールドグランドをリフトすることも有益な場合があります。 最初にマスタシステムレベルコントロー
ル (5) を下げて入力の変化をよく確認してから、 ケーブルの取り付け、 取り外しをするか、 またはグランドリフトス
イッチ (4) を使いスピーカー側のシールドグランドをリフトします。
TriFlex II システム、 ミキサー、 または任意のソースデバイスと同じ回路に調光器 (照明調節スイッチ) がないこと
を確認します。 調光器が使われている場合は、 これを完全オンまたは完全オフにすることでハムがなくなるか少
なくなることがあります。 これは典型的な AC 配線/調光器の問題であり、 TriFlex II システムの設計の問題ではあ
りません。
AC プラグの3番目のワイヤ (グランドプラグ) は決して取り外さないでください。 安全上の問題を引き起こす原因
になります。
歪んだ音、 あいまいな音
最初にミキサー (信号ソース) がクリッピングやオーバードライブになっていないことを確認します。 TriFlex IIの
マスタシステムレベルコントロール (5) の設定が低すぎないことを確認します。 入力プラグが TriFlex II リアパ
ネルの入力ジャック (7)、 (10) やRCA ジャック(14) にしっかり固定されていることを確認します。 パワーアンプが
TriFlex IIの入力ジャックのいずれかに接続されていないことを確認します。 延長コード AC 電源を本体ユニッ ト
に供給している場合、 電流容量は十分かどうか、 他のデバイスにも電源を供給していないか確認します。
TriFlex II は EQ を内蔵し、 システムのサブウーファースピーカーの自然なレスポンスを拡張しスムーズにしてい
ます。 バスブーストがかかり、 システムはその際にフラッ トなレスポンスになるので、 EQ を追加する必要はほと
んどありません。 サテライトスピーカーには、 パッシブクロスオーバーを考慮して設計された CD ホーン EQがあ
ります。 過剰なバスブーストやHF ブーストが外部から TriFlex
負荷の原因になります。 外部 (ミキサー、 ラック) EQ の量を減らして、 歪みがなくなるかどうかチェックしてくださ
い。
II に信号が来ているか確認します。 入力につながるケ
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IIに加わる場合、 これは高いSPLのとき早すぎる過
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