ユーザーマニュアル
お客様の車は、車上荒らしに対する独自の保護システムを備えており、各車備え付けのリモートコントローラ/キーレスでコントロールされ
ます。 車を施錠した後、ボンネット、ドア、トランクを開ける行為(車両表面に対する保護)、乗車部分への侵入(車内に対する保護)、
車の移動(持ち去り防止センサー)、車両バッテリーの除去に対して、警報システムが保護します。
車両には『音声ユニット』(独立電源サイレン)と呼ばれる警報音のための装置が取り付けられています。 上記のような行為を識別した場
合には、警報が作動します。 音声ユニットは28秒鳴り、5秒の間隔の後、異常を知らせるライトが警報音とともに点灯します。 該当する行
為が継続または繰り返された場合には、警報は、最初の警報と同様の方法で10回まで作動します。
各車備え付けのリモートコントローラ/キーレスにある車の解錠ボタンを作動させると、いつでも音声ユニットを停止させることができま
す。このシステムには、様々な作動状況や異常を知らせる音声および光によるフィードバックを知らせる機能も搭載されています。 2秒続
く長い音、0.2秒続く短い音、そして、警報を知らせる光が点灯します。
通常の起動
備え付けのリモートコントローラ/キーレスのドア施錠ボタンを短く押すことで、警報システムは有効になり、確認のために、方向指示灯が
2回点滅し、音声ユニットが短く1度鳴ります。 保護システムのすべてのセンサーが、40秒後に有効になります。 窓やサンルーフは、警報
の誤作動を防ぐために起動前に閉めておく必要が有ります。 ドアやトランクが空いている場合や、備え付けのリモートコントローラ/キー
レスが受信できる範囲にいる場合には、セキュリティシステムは有効にはなりません。
注意:通常の保護の有効化モードは、備え付けのリモートコントローラ/キーレスボタンを押さなくとも、備え付けのリモートコントロー
ラ/キーレスボタンを持って車の周りを離れたときに、自動的に有効になります。 また、この場合には、自動的な作動後に、音声ユニット
が1度短い音を鳴らしてお知らせします。
車内に対する保護を除外して起動する場合
車内保護機能を無効にする場合には、車両に備え付けのリモートコントローラ/キーレスの施錠ボタンを5秒間押し続
< 5 SEC.
けてください。 車内保護の無効化は、音声ユニットが3回短くなることで通知されます。 この方法を用いても、車両
表面に対する保護や持ち去り防止機能は作動し続けます。
持ち去り防止機能を除外して起動する場合
この場合、持ち去り防止機能を追加することなく、警報が有効になります。 コントロールパネル(図参照)を3回点灯させ、50秒
以内に備え付けのリモートコントローラ/キーレスの施錠ボタンを短く押すことで車を閉じると、この機能を無効にすることがで
きます。 持ち去り防止センサーを有効にせずにシステムを有効にすると、音声ユニットが4回短く鳴ります。 この方法を用いて
も、車内や車両表面への保護は有効なまま維持されます。
車内に対する保護と持ち去り防止機能を同時に除外して起動する場合
この場合、警報は車両表面に対する保護のみで有効になります。
せ、50秒以内に備え付けのリモートコントローラ/キーレスを押し、そのまま5秒程度押し続けることで、有効にすることができ
ます。 室内に対する保護と持ち去り防止機能を除いてシステムを有効にした場合には、音声ユニットが5回短く鳴ります。 この
方法を用いても、車両表面に対する保護は有効なまま維持されます。
注意1: 警報を有効にした後でも、備え付けのリモートコントローラ/キーレスの施錠ボタンを短く押すことで、室内に対する保護を除外
したり(有効な場合)、有効にしたり(すでに除外されている場合)することができます。
注意2: 室内に対する保護や持ち去り防止機能を除外して有効にするモードは、1度システムを無効にすると、通常のモードに戻ります。
セキュリティシステムの無効化
備え付けのリモートコントローラ/キーレスの解錠ボタンを用いたり、または備え付けのリモートコントローラ/キーレスを持ったまま車両
に近づいたりすることによって、すでに承認された方法で車を解錠すると、セキュリティシステムは無効になり、警報灯が1度点滅します。
このとき、有効であった保護システムが何らかの警報を感知していた場合、無効にした場合に音声ユニットが4回短く鳴り、警報が作動して
いたことを知らせます。
緊急解除手順
電池切れや強い電磁波による妨害によって、備え付けのリモートコントローラ/キーレスが正常に機能しない場合、以下のような緊急用手順
でシステムを無効化することができます:1) 備え付けのリモートコントローラ/キーレスについている実物の鍵を使って車を解錠します、
2)ドアを開けます(音声ユニットが音を発します)、3)コントロールパネルを点灯させます(備え付けのリモートコントローラ/キーレ
スをスタート/ストップボタンに近づけ、ストップボタンを押します)。 この方法で、警報は止まり、保護システムは無効になり、音声ユ
ニットは4回短く音を鳴らします。
有効化診断
セキュリティシステムはユーザーに対する通知機能を持っています。
• 警報システムが有効な状態で、車両のエンジンボンネットが開いた場合には、3回の長い音を1秒間隔で鳴らすことで、システムが音
声による警報を鳴らします。 ボンネットを適切に閉めることで、保護システムはエンジンボンネットの監視を自動的に有効にします。
• それぞれの有効化手順の後、警報システムは、音声センサーモジュールと音声ユニットの状態とこれらとの間の通信を制御します。 室
内保護システムに不具合が発生した場合、システムは2回の長い音を1秒間隔で鳴らすことで警報を鳴らします。また、方向指示灯を
5回点滅させることで、音声システムの不具合を示します。 これらの場合には、ルノー・サービスセンターまでご連絡ください。
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JAP
このモードは、コントロールパネル(図参照)を3回点灯さ
23/10/2015
x3
<50"
x2
x4
82 01 619 465 - 82 01 632 737 - 82 01 650 478
x3
< 5 SEC.
<50"
x2
x5