ステップ 1 ディサルフェーション
過放電によりサルフェーションが進行している場合に作動します。 電流・電圧パルスを
送り、 鉛極板に生成されたサルフェーションを分解し、 バッテリー容量を回復します。
ステップ 2 ソフトスタート
バッテリーが充電を受け入れられるかテストします。 このステッ プを行うことで、 破損バ
ッテリーへの危険な充電を防止できます。
ステップ 3 バルクチャージ
急速充電のフェーズです。 最大電流でバッテリーに負荷をかけることなく、 80% 程度ま
で一気に充電します。
ステップ 4 吸収・浸透充電
規定電圧を保ちながら徐々に電流を絞って、 丁寧に充電を仕上げます。
ステップ 5 分析
バッテリーが充電を保持できるかテストします。 充電を保持できないバッテリーは、 交
換する必要があります。
ステップ 6 リコンデイション
リコンディションモード を選択すると、 リコンディションのステッ プが充電プロセスに追
加されます。 電圧を上昇させ、 適度な過充電状態にし、 バッテリー内で制御された範囲
でガスが発生します。 成層化されたバッテリー液は、 ガスにより対流、 攪拌され、 バッ
テリーの充電能力を回復させます。
ステップ 7 フロート
規定電圧を保つことで、 バッテリー電圧を最高レベルに保持します。
ステップ 8 パルスメンテナンス
バッテリー電圧が 12.7V まで下がると、 14.4V になるまでパルス充電を行い、 常に 95
~100% の充電状態を保ちます。 接続している限り、 バッテリーを監視し、 放電するに
連れて必要量の充電を行い、 満充電を維持します。
50 • JP
50013552C MXS 5.0 NA, Manual, Print file 002.indd 48
エラーランプ
エラーランプが点灯した場合には、 以下をご確認ください。
1. チャージャーの赤ク リ ップは、 +端子に接続されていますか?
2.チャージャーが12Vバッテリーに接続されていますか?
3. ステップ1、 2、 または5で充電が妨げられていますか?
モードボタンを押して、 チャージャーをリセッ トします。 依然として充電し
ない場合、 以下のようにします。
ステップ1 : バッテリーに硫酸鉛化合物が著しく沈積しており、 交換が必要で
す。
ステップ2 : バッテリーの充電ができず、 交換が必要です。
ステップ5 : バッテリーが充電状態を維持できず、 交換が必要です。
電源ランプ
電源ランプが点灯する場合 :
1. STEADY LIGHT (点灯)
電源コードをコンセントに接続します。
2. FLASHING LIGHT (点滅)
チャージャーが電力セー ブモードになりました。 2分以内にチャージャ
ーをバッテリーに接続しない場合に発生します。
参考充電時間
完全放電から80%程度までの充電時間目安
バッテリーサイズ (Ah)
完全放電から80%程度までの充電時間目安
2Ah
8Ah
20Ah
60Ah
110Ah
2時間
8時間
5時間
15時間
28時間
2016-11-21 15:01:30