無電圧接点出力を使用した誘導負荷の制御
無電圧接点出力(CCO)には開接点と閉接点という2種類の可能な接点があります。これにより、低電圧装置を制御した
り、ビル管理システムやHVAC、VAV、または他社システムに統合することができます。このために、いくつかのLutron
製品にはCCOを搭載しています。 本アプリケーションノートでは接点出力(CCO)を用いた誘導負荷の制御方法につい
て説明します。
連続CCOを用いた低電圧の抵抗負荷と誘導負荷の制御
の接点出力CCO Lutron
制御用として設計されており、。これらの負荷は、定格の範囲内で使用することができます。
誘導負荷は切り替えの際に電圧ノイズが発生するため内部の接点部分を損傷する可能性があります。誘導負荷の例とし
ては、リレー、モーター、VAV装置、ドアベルが挙げられます。 電圧ノイズを抑えるためのフライバックダイオード
(DC電圧)またはスナバ回路(AC電圧)を組み込み誘導負荷を安全に使用することができます。
重要事項
次のページでは、誘導負荷を制御するための推奨方法について説明しています。次のページをお読みになる前に、次の
ことに注意してください。
機器はできる限り負荷の近くに配置してください。
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単一のCCOを用いて複数の誘導負荷を制御する場合は、各誘動負荷の電圧ノイズを個々に抑制する必要があります。
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誘動負荷のタイプによって電圧ノイズの抑制方法が異なるため、制御する対象となる負荷タイプ(ACまたはDC)をあら
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かじめ識別しておくことが重要です。
AC負荷にはフライバックダイオードを絶対に使用しないでください。誤ってご使用になると、本来の使用目的を達成で
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きず、接点を損傷する可能性があります。
ここに記載した回路や部品の値は、参考として示しています。特定の制御値については、誘導負荷の製造元に問い合わせ
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ることをお勧めします。
定格電圧と定格電流については、各製品の取扱説明書をご参照ください。
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製品、無電圧接点入力(CCI)、LED、低電圧(12 V、24 V)の白熱灯などの低電圧抵抗負荷の
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アプリケーションノート#434
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2013年7月
日本語
テクニカルサポート 0120.083.417
改訂D
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