TubeMeister 40 Deluxe – Manual 1.3b
Speaker
ギター ・ アンプ用のスピーカー ・ キャビネットをこの端
SPEAKER
子に接続します。 インピーダンスの合計が8〜16Ωの範
8 - 16 Ohms
囲内であれば、 1本のスピーカー ・ コードで好きなキャビ
ネットを好きなように組み合わせて接続できます。 以下
の方程式は、 インピーダンスの異なる2台のキャビネット
(R1およびR2) の合計インピーダンス (R) の計算法を
示しています
シリーズ (直列) 接続: R = R1 + R2
例: 8Ωのキャビネットが2台なら、 インピーダンスの合計は16 Ωになります。
ただし、 現在では直列接続されるキャビネットはほとんど出回っていません。 並
列接続の方がはるかに一般的です。 この場合並列回路は多かれ少なかれ正常
な状態っでこれにはそれなりによい理由があります。 スピーカーを直列接続し
ているときにさらにもう一台スピーカーを繋げると来、 スピーカー出力を中断
せざるを得ません。 つまりこの中断をブリッジするような特殊回路を繋げてい
ない限り、 追加ボックスを取り外すときも信号が中断されることになります。 並
列回路ならこうした問題は発生しません。
パラレル (並列) 配線: R = (R1 x R2 ) / (R1 + R2)
16Ω のボックスが2台なら、 合計インピーダンスの計算は以下のようになり
ます :
R = ( 16 x 16 ) / ( 16 + 16 )
R = 256 / 32
R = 8Ω
2 標準設定および配線
FS-1
46
Red Box
DI Out
FX Loop On/Off
Channels
FS-2
電源入力
付属の電源ケーブルをこのソケットに接続します。 ソケットのすぐ隣には、 電源
ヒューズのホルダーがあります。 ヒューズが切れた場合は、 必ず同じ規格のヒュ
ーズを使用し、 交換作業は資格のある技術者が行うようにしてください。
AES (EU仕様のみ)
規制番号1275/2008/EGでは、 電気 ・ 電子デバイスに省エネシステムを導
入し、 一定の休止時間の後で電源が切れるようにすることが求められていま
す。 TubeMeister Deluxe 40では、 Speaker端子の隣りにある小さなスイッ
チでオン ・ オフを制御するAESによりこれが可能になっています。 初期状態で
AESは有効化されており、 小さなスイッチは左側の位置にあります。 この状態
では、 およそ90分間休止状態が続いた場合に自動的にアンプの電源がオフに
なります。 アンプに入力信号 (例 : 楽器からのショートトーン) があるとこの休止
状態が解除され、 再び起動します。 レベルの低い入力信号があった場合でも、
再びこの90分が一からカウントされます。 AESによりアンプがオフになった場
合、 Power/OnあるいはStandbyボタンでオン ・ オフを切り替えることにより
再始動させることができます。
FX-Unit
Send
Return
MIDI In
FSM-432
(all models)