Bosch GMS 100 M Professional Manual Original página 128

128 | 日本語
機を周囲温度に順応させてからスイッチを入れ
てください。極端に高いまたは低い温度、また
は極端な温度変化が生じると、本機の精度が低
下したり、ディスプレイに正しく表示されない
ことがあります。
メジャーリングに激しい衝撃を与えたり、これ
u
を落下させたりしないでください。外部から強
い作用を受けた後や機能に異常がある場合は、
本機の点検をBoschサービスセンターにご依頼
ください。
測定結果は、基本的に特定の環境条件による影
u
響を受けることがあります。たとえば、強い電
場、磁場、電磁場を生じさせる他の機器の付
近、湿気、金属構造物、金属箔を施した絶縁
体、導電性の壁紙・タイルなどが含まれます。
このため、壁面、天井、床面の穴あけや切断な
どの作業を行う前に、他の情報源も確認してく
ださい（設計図など）。
探知に影響を与えないよう、本機は所定のグリ
u
ップ部(5)で保持してください。
本機裏側のセンサー探知部(7)にステッカーを貼
u
ったり、ネームプレートを取り付けたりしない
でください。特に金属製のネームプレートは、
測定結果に影響を及ぼすおそれがあります。
測定中は手袋を着用しないようにし、
十分な接地を行うよう心がけてくださ
い。接地が十分でないと、通電線の探
知に影響を及ぼすおそれがあります。
強い電場、磁場、電磁場を生じさせる
機器の付近で測定しないでください。
可能な場合には、測定に影響を及ぼす
おそれのあるすべての機器や機能をオ
フにするか、または機器の電源を切っ
てください。
始動
電源の "入" "切"
本機の電源を入れる前に、センサー探知部(7)が
u
湿っていないか確認してください。必要に応じ
て、本機を乾いた布で拭いてください。
周囲温度が急激に変化した場合には、本機を周
u
囲温度に順応させてからスイッチを入れてくだ
さい。
本機の電源を入れるには、電源ボタン(4)を押しま
す。
本機の電源を切る場合は、電源ボタン(4)を再度押
します。
約5分にわたって、ボタン操作を行わなかったり、
探知しなかった場合には、電池の消耗を防ぐた
め、電源が自動的に切れます。
シグナル音のオン／オフ
本機がオンになった状態で電源ボタン(4)を数秒押
して、シグナル音のオン／オフを選択することが
できます。シグナル音をオフにすると、ディスプ
レイにシグナル音表示(a)が表示されます。
1 609 92A 6V7 | (16.08.2021)
機能について（図Bを参照）
本機は、センサー探知部(7)の下にある対象面を測
定方向Aで最大探知深さまで探知します。探知され
るのは、対象面の材質と異なる物体です。
本機を対象面上でB方向にまっすぐ動かします。
本機を持ち上げたり、押し付ける力を変えたりせ
ずに、対象面に常時接触するようにして動かしま
す。
測定中に接触パッド(6)が必ず接触面に接触するよ
うにしてください。
測定手順
スイッチを入れると、ライトリング(1)が緑色に点
灯します。
本機を探知したい対象面に当て、B方向に動かしま
す。
– 本機が対象物に近づくと、探知インジケータ
ー(h)の表示バーが増し、ライトリング(1)が黄
色に点灯します。
– 本機が対象物から遠ざかると、探知インジケー
ターの表示バーは減少します。
– 対象物がセンサー探知部の中心にあるとき、探
知インジケーターの表示バーは最大となり、ラ
イトリング(1)が赤色に点灯し、シグナル音が鳴
ります。
対象物が小さくて、深い位置にある場合、ライト
リング(1)は黄色に点灯しますが、シグナル音は鳴
りません。
対象物の幅が広い場合、ライトリングが点灯し
u
なかったり、シグナル音が鳴らなかったりする
ことがあります。
対象物がセンサー探知部の中心に来たと本機が判
断すると、センターインジケーター(i)がすぐにア
クティブになります。正確に探知するには、対象
面上を3回ほど往復移動させてください。対象物が
センサー探知部の中心に来た場合、センターイン
ジケーターの表示バーも最大表示になります（探
知インジケーター(h)のバーの本数に左右されませ
ん）。
幅広の対象物が埋設されている場合、探知インジ
ケーター(h)とセンターインジケーター(i)の表示バ
ーが継続的かつ高めに表示されます。ライトリン
グ(1)が黄色に点灯します。表示バーが高めに表示
される時間は、対象物の幅によって異なります。
非常に小さな対象物や深い位置にある対象物を探
知する際、探知インジケーター(h)の表示バーがご
くわずかしか表示されない場合には、対象面上を
水平方向や垂直方向に複数回往復移動させてくだ
さい。センターインジケーター(i)の表示バーを確
認してください。
壁の穴あけや切断などの作業を行う場合、事前
u
に他の情報源で危険の有無を必ず確認してくだ
さい。周辺環境や壁面の状態が探知結果に影響
を与えることがあるため、探知インジケータ
ー(h)にはセンサー探知部に対象物の存在が表示
されず、シグナル音が鳴らず、ライトリング(1)
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