5
安全ガイド
5.6 目の安全
警告
▪
i500システムはスキャン中にチップの先端から明るい光を投射します。
チップの先端から投射される明るい光は、目に有害な訳ではありません。しかし、
チップの先端から投射される明るい光を直接見つめたり、他の人の目に照らしたり
しないでください。一般的に強い光は眩しくさせて二次的な被害を受ける可能性が
高いです。他の明るい光を見つめたときと同じように、一時的な視力減少や残像が
残ることがあります。状況によっては痛み、不快感、視覚障害及び二次事故のおそ
れがあります。
5.7 心臓ペースメーカー及びIDC干渉のおそれ
警告
▪
i500システムを心臓ペースメーカー及びIDC装置を使用している患者に使用しないでく
ださい。
▪
干渉のおそれがあるため心臓ペースメーカーを使用している患者にi500システムを使用
することは禁止されています。
5.8 衛生
警告
▪
清潔な作業環境及び患者の安全のために以下のような場合はきれいな手術用手袋を着
用してください。
チップを交換する場合.
»
i500本体を患者に使用する場合
»
406
User Manual
i500システムに触れる場合
»
▪
i500本体と本体の光学ガラス部分は常に清潔な状態を維持しなければなりません。
▪
i500システムを患者に適用する前に必ず次の事項を守ってください。
i500システムを消毒します。
»
滅菌処理されたチップを使用します。
»
5.9 i500システムでのスキャン時の安全
注意
▪
i500システムは高精密光学測定装置です。衝撃、落下などはi500システムに致命的な損
傷を与えるおそれがあります。次の内容を熟知して常にお取り扱いにご注意ください。
製品を使用する際、製品全般及び患者に異常がないか常に注意深く見ること。
»
i500本体を使用しない間は必ず卓上用スタンドまたは壁掛け用スタンドに置く
»
こと。
i500本体の上にものを置かないこと。
»
i500本体の中に異物が入らないように管理すること。
»
i500に接続されるケーブルを引っ張ったり曲げたりしないこと。
»
i500本体に液体を接触させないこと。
»
i500本体を温かいか濡れた表面に置かないこと。
»
スタンドからi500本体を持ち上げたり、スキャン中に本体を持ち直したりする
»
際など、本体を常に安定的に持つこと。
i500本体を落としたり揺らしたりしないこと。
»
i500システムの電源コードは常に近づきやすいところに配置すること。
»
▪
チップは割れる可能性があり、鏡を含んでいます。チップと鏡の損傷を防ぐためにチ
ップを患者の歯または修復物に触れないようご注意ください。
▪
1回のスキャン作業が10分を超えないようにします。