切断軌道上には障害物がないようにしてください。
l)
ソーブレードがねじや釘などに接触しないようにし
てください。
m) ソーブレードが回転している間は、 スピンドルロッ
ク用のプッシュボタンを押さないでください。
n) 本体を人に向けないでください。
o) 本体は、 体の弱い人が指示を受けずに使用するには
向いていません。 本体は子供の手が届かないところ
に保管してください。
p) ソーブレードと加工する母材にフィード力を合わ
せ、 ソーブレードがブロックされたり反力が起こら
ないようにします。
q) 歯の先端が過熱しないようにしてください。
r)
プラスチックの切断の際は、 プラスチックの溶解を
防がねばなりません。
s)
母材の加工作業で、 母材の破砕片が生ずる場合があ
ります。 保護メガネ、 保護手袋、 および集じん装
置を使用していない場合は防じんマスクを着用して
ください。 破片が身体の一部、 眼などを傷つける
こともあります。
t)
作業開始前に、 作業場で発生する粉じんの危険有害
度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業
用集じん機を使用してください。
u) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 コンクリート/石
材、 石英を含む岩石、 鉱物および金属などの母材か
ら生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあります。
作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込ん
だりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾患を起こ
す可能性があります。 カシやブナ材などの特定の
粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (クロム塩酸、
木材保護剤) が使用されている場合、 発ガン性があ
るとされています。 アスベストが含まれる母材は、
必ず専門家が取り扱うようにしてください。 できる
だけ集じん装置を使用してください。 集じん効率
3 製品の説明
3.1 正しい使用
本体は手持ち式の充電式サーキュラーソーです。
本体は、 平らな木材、 プラスチック、 石膏、 ファイバーボード、 複合材の切断用に使用されます。 切り込み深さ
は 70 mm 以下で、 0 °...50 ° の斜め切りが可能です。
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります。
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 本体および付属品の、 使用法を
知らない者による誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
各国の労働安全衛生法に従ってください。
破断の危険があるので、 規定の特性データ (直径、 全負荷回転数、 厚さなど) に適合しないソーブレードや、 カッ
トオフおよび研磨ディスク、 また高合金高速度鋼 (HSS 鋼) 製ソーブレードを使用してはなりません。
金属の切断は行えません。
バッテリーを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
けがの可能性を防ぐため、 必ずヒルティ純正の、 アクセサリーや先端工具のみを使用してください。
3.2 本体標準セットには以下が含まれます :
1
本体
1
ソーブレード
1
取扱説明書
1
アレンレンチ
を高めるには、 適切な可動集じん装置を使用して
ください。 必要に応じてそれぞれの粉じんに適し
た防塵マスクを着用してください。 作業場の換気
に十分配慮してください。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
v)
切り込み深さの調整値は常に、 切断する材料の厚さ
より約 5...10 mm 大きくしてください。
2.3.2 電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、 ガス
管や水道管がないかを金属探知機などで調査してくださ
い。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電線に触れる
と、 本体の金属部分とケーブルが通電する可能性があり
ます。 この場合、 感電による重大な事故が発生する危
険があります。
2.3.3 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
a) Li‑Ion バッテリーの搬送、 保管、 作動には特別規
定を守ってください。
b) バッテリーは高温と火気を避けて保管してくださ
い。 爆発の恐れがあります。
c) バッテリを分解したり、 挟んだり、 80 °C 以上に加
熱したり、 燃やしたりしないでください。 これを
守らないと、 火災、 爆発、 腐食の危険があります。
d) 損傷したバッテリー (例えば亀裂や破損箇所があっ
たり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されてい
たり、 引き抜かれているバッテリー) は、 充電する
ことも、 そのまま使用を続けることもできません。
e) 作動していないバッテリーがつかむことのできない
ほどに熱くなっている場合は、 バッテリーまたは本
体とバッテリーのシステムが故障している可能性が
あります。 システムを可燃性の資材から十分離れ
た場所に置いてください。 システムの温度低下を確
認し、 ヒルティサービスセンターにご連絡くださ
い。
ja
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