パンチの潤滑と冷却
パンチ 3 の寿命を延長させるため、優れた冷却特性を有
する潤滑剤(切削油など)を使用してください。
切断線に沿って金属板の上部に潤滑剤を塗布してくだ
さい。 長時間の作業または強度の磨耗をともなう作業
(アルミニウムの切断など)をおこなう場合、潤滑剤の
入った容器に先端工具を定期的に浸けてください。
罫書きまたは型板による切断
電動ツールを定規に沿って移動させることにより、簡
単に直線切断をおこなうことができます。
輪郭線の切断をおこなう際には、電動ツールを型板に
沿って移動させることも可能です。
中抜きをおこなう際には、直径 21 mm の穴が必要とな
ります。
保守とサービス
保守と清掃
本製品にアクセサリーを取り付けるときは、コンセ
ントから電源プラグを抜いてからおこなってくださ
い。
効率のよい安定した作業がおこなえるよう、電動工
具および通風口はきれいな状態を保ってください。
使用時間 3 時間毎にパンチ 3 およびダイ 5 を掃除し、
オイル塗布してください。
パンチおよびダイが消耗した場合には、適時に交換し
てください。工具が鋭角でなければ、優れた切断性能
は維持されず、電動ツールに負担がかかります。
パンチ 3 およびダイ 5 の再研磨はおこなわないでくだ
さい •
ダイの交換
刻み付きネジ 7 をダイホルダー 4 からゆるめてくださ
い。 ダイ 5 を取り外してください。
必要に応じてダイホルダー 4 を掃除してください。
しっかりをオイルを塗布した新品のダイ 5 をダイホル
ダーにはめてください。 この際、ダイの平らになった面
に注意しながら装着してください。
刻み付きネジ 7 にゴムリング 6 を取り付け、 再び締めて
ください。 ゴムリングの抵抗を確認しながらネジをしっ
かりと締めてください。
3 609 929 B93 • 2.8.10
パンチの交換
ネジ 2 をゆるめ、ダイホルダー 4 をハウジングから完全
に引き出してください。
パンチ 3 をダイホルダー 4 の溝から側面に向ってずら
し、下へ引き出してください。
しっかりとオイルを塗布した新品のパンチ 3 をダイホ
ルダー 4 の溝にはめ込み、中央に位置調整してくださ
い。
ダイホルダー 4 をパンチ 3 上に慎重にずらし、ハウジン
グ内へ戻してください。 3 つのうちのいずれかのポジ
ションにダイホルダーを回してください( 『切断方向の
変更』 、90 ページ参照) 。 ネジ 2 をしっかりと締めてくだ
さい。
アクセサリー
ダイ 5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 0141714
厚さ 1 mm までの金属板用 . . . . . . . . . . . . . . . . 0931611
パンチ 3 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 0117676
延長材 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 0950316
保証とサービス
TRUMPF 電動ツールおよびエアツールには、請求書発
行日以降 12ヶ月間の保証期間が適用されます。 通常の
使用による摩耗や消耗、過負荷または不適切な取扱い
によって機械に破損が生じた場合には保証対象外とな
ります。 材料ミスおよび生産ミスが原因で何らかの破損
が生じた場合、無料で代償品の出荷および修理をおこ
ないます。 クレームをお申し立ての際には、ツールを分
解せずに、TRUMPF 代理店までご送付ください。
TRUMPF 代理店の連絡先は
www.trumpf-powertools.com でご確認ください。
処分
電動工具、アクセサリーおよび梱包資材は、環境にや
さしい資源リサイクルのために分別しましょう。
電動ツールを家庭用ゴミとして捨てないでください。
EU 諸国のみ:
EU 指令 2002/96/EC(廃電気電子機器
指令)および各国法規に従い、不要と
なった電動ツールは環境にやさしい資
源リサイクルのために分別しましょう。
表記の内容を予告なく変更することがあります。
日本語
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