326 | 日本語
A
– 本機を5m離れたところに180°回転させて設置
し、整準させます。
– レーザーラインの中央が壁Bに印を付けておいた
ポイントⅡに正確に来る高さに本機を配置します
(必要に応じて三脚や下敷きを使用)。
– 壁Aのレーザーラインの中央にポイントⅢの印を
付けます(ポイントⅠの上または下 [垂直方
向])。
– 壁Aに印を付けたポイントⅠとⅢの差dは、水平面
と本機の実際の差となります。
測定距離が2 × 5 m = 10 mの場合の最大許容誤差
は
10 m × ±0.3 mm/m = ±3 mmで、ポイントⅠとⅢの
差dは最大3 mmとなります。
垂直ラインの水平精度のチェック
垂直ラインの水平精度チェックを行うには、ドア
用開口部が必要となります。この際、ドアの前後
両側に2.5m以上のスペースがあることと、安定し
た床面が必要になります。
– 本機をドア開口部から2.5m離れた、堅い平らな
床面に設置します(三脚上ではなく)。自動水
平調整で垂直ライン照射モードを選択します。
レーザーラインをドア開口部に向け、本機を整
準させます。
1 609 92A 8M1 | (19.04.2023)
B
– ドア開口部の床(ポイントⅠ)、ドア開口部の反
対側の5m離れた箇所(ポイントⅡ)、そしてド
ア開口部の上端(ポイントⅢ)の垂直レーザーラ
インの中央に印を付けます。
– 本機を180°回転させ、ドア開口部の反対側、ポ
イントIIのすぐ後方に配置します。本機を整準さ
せ、垂直レーザーラインの中心がポイントIとII
を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーラ
インの中心をポイントIVとして印を付けます。
– 印を付けたポイントIIIとIVの差dは、本機の垂直
ラインに対する実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定します。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 × ドア開口部の高さ × 0.3 mm/m
例えばドア開口部の高さが2 mの場合の最大許容誤
差は、
2 × 2 m × ±0.3 mm/m = ±1.2 mmとなります。ポ
イントⅢとⅣが1.2 mm以内であれば正常です。
垂直ラインの精度確認
垂直ラインの精度は、堅い床の上の、床面と壁面
の間の距離が約5 m以上あるスペースで確認してく
ださい。
– メジャーリングツールを回転プラットフォー
ム (23) に設置し、床面に置きます。ポイント照
射モードを選択し、本機を整準させます。
– 天井の上部レーザードットの中央をマーキング
します(ポイントⅠ)。さらに、床面に照射され
た下方のレーザードットの中央をマーキングし
ます(ポイントII)。
5 m
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