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ヘルメットは、 頭にしっかりと正しくフィットし、 バックルが正しく締められている場合
にのみ保護することができます。
• どのようなヘルメッ トでも、 起こりうるすべての衝撃から保護することはできません。
• 保護能力に影響を与える可能性があるので、 メーカーが推奨する以外の方法で、 ヘル
メットの元の構成部品を修正したり取り外したりしないでください。 ヘルメットは、 メ
ーカーが推奨していない方法でアクセサリーを取り付けるために改造してはいけませ
ん。 ヘルメットの内側に貼られているオリジナルのステッカーを剥がさないでくださ
い。
• 一般的な物質の中には、 ユーザーには見えないかもしれませんが、 ヘルメットにダメー
ジを与えるものがあります。 溶剤、 転写剤、 接着剤、 塗料、 洗浄液などを使用すると、
ヘルメットにダメージを与え、 事故の際に効果を発揮しなくなることがあります。
• このヘルメットは、 サイクリスト、 スケートボーダー、 ローラースケートのためのもので
す。 注意してください。 自動車用ではありません。
• 子供が登山などの活動を行いながらヘルメットに引っかかり、 絞殺事故/ 絞首事故が
発生するリスクがある時に、 本ヘルメットを使用してはいけま せん。
掃除
冷たいせっけん水あるいは中性洗剤水で湿った柔らかい布で拭き、 そして冷たい水で湿っ
た柔らかい布で拭くことによってゆすぎ、 そして柔らかい布で水分を拭き取ります。 裏張り
パッドは、 取り外して、 手洗いし、 そして干して乾燥させることができます。 本商品に一般
的に掛けられる物質 (溶剤、 クリーナー、 育毛剤、 塗料、 粘着剤など) は、 使用者の目に見
えない損傷を与え、 TSGヘルメットの有効性/安全性に悪影響を与える恐れがあります。
保管と運送
運送中にヘルメットに衝撃や外力が掛からないようにしてください。 例えば、 熱いラジエ
ーターや車の窓から射し込む日光など、 いかなる熱源から離れた乾いた場所で保管して
ください。 お使いのヘルメットが溶解した場合、 保証対象外となります。
メンテナンスと老朽化
最高のパフォーマンスを実現するために、 お使いのTSG商品を毎回使用する前に点検す
るべきです。 特定のコンポーネントに損傷や摩耗、 亀裂、 および/または変形が確認され
た場合、 または内部発泡体が劣化した場合、 ヘルメットの使用を止めてください。 ヘルメ
ットは、 使用寿命があり、 通常使用条件下で3~5年ごとに、 長くても製造日付 (商品ラ
ベルを参照) から8年後に交換するべきです。 お使いのヘルメットが損傷を受けた場合、
または異常な力が掛かった場合、 またはその疑いがある場合には、 ヘルメットを破壊し、
交換してください。 この際、 環境にやさしい方法で廃棄してください。 例えば、 外殻、 EPS
裏地、 あご紐を含み、 ヘルメットのいかなる部分にいかなる改造もしないでください。 改
造をすると、 あらゆる保証が無効となり、 ヘルメットの性能が低下します。
着用手順
最高レベルの保護と快適さを実現するために、 的確なヘルメットサイズを選択してくださ
い。 頭を押し付けたり擦り付けたりすることなく、 しっかりと嵌まるべきです。 ヘルメット
は額より上にずらしたり目を覆うように嵌め込んだりしないことが重要です。
1.ヘルメットを額を覆うように頭に真っすぐに被せ、 視野を妨げないよう被せます。 ヘルメ
ットは、 快適に嵌まるべきだが、 頭の前後左右移動の時にしっかりと着用した状態を保
つように嵌まるべきです(FIG. 1)。
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2.ヘルメット内の裏張りパッドは頭に緩やかにも十分な圧力を加えるべきです。 ヘルメッ
ト内周のパッドが頭全側面に付いていれば、 ヘルメットがよく嵌まっていると言えます。 よ
く嵌まったヘルメットは着用しやすくきつくないのです。
3.満足する嵌め合いになれば、 あご紐を引き締めることができます。 そして、 留め具が安
全に固定しているか、 紐が滑らないかを確認します。 紐を適切に引き締めない場合、 ヘ
ルメットが相応しい位置を維持しないでしょう。 紐の吊り下がる端部をゴム製の"0"リン
グに通して巻き戻すべきです。
4.紐の位置を調節するには、 あご紐の片方を片手に取り、 そして調節具を必要に応じて
上方または下方にずらし、 耳下にバランスの取れた均等な"Y"形ができるようにします。
留め具を額骨から離れて位置付けます。 ヘルメットはあご紐を開けることなく取り外せな
い状態であるべきです。 ヘルメットを前方または後方にずらすと取り外せる場合、 または
ずらすと視野が妨害されたり額が曝されたりする場合、 ヘルメットが適切に嵌っていな
いと言えます。
バックルを外した状態でヘルメットを着用しないでください。 ヘルメットの調整は、 使用
中や保管中に変わることがあります。 毎回乗る前に、 ヘルメットが適切に調整され、 フィ
ットしているかどうかチェックしてください。
嵌め合いをカスタマイズする方法
当社のTuned Fit System (嵌め合い調節システム) では、 ヘルメット内の裏張りパッドの
厚さを変更することによって相応しい嵌め合いをダイヤル設定することができます。 二つ
のサイズの裏張りパッドが付属します。 室温でベルクロストリープを慎重に剥がしてヘル
メット内のパッドを取り外し、 そして自分の頭の形に適した厚さのパッドで取り替えます。
特定のベルクロ固定個所が外れた場合に備えて、 ヘルメットに予備の固定個所が施され
ている。 パッド調節を行った後でもヘルメットがよく嵌まらない場合、 サイズを変更する
必要があります。 裏張りパッドは様々なサイズで別途購入することができます。
FLEXTECHによる内殻が付いたヘルメット
FlexTech技術を使ったTSGヘルメットを購入した方は、 ヘルメットの内殻が強固なナイ
ロン製のウェブ状のテープに繋がった様々なEPS発泡体から構成されていることに気
付くでしょう。 個々の発泡体は多少調整可能なので頭の形に適応します。 当社なりの
FlexTech技術は、 設計や衝撃保護に関する法的規範を遵守しながら、 快適さを添える
働きをします。
DIAL-FIT SYSTEM (嵌め合いダイヤル設定システム) が組み込まれたヘルメット
嵌め合いダイヤル設定システムを使ったTSGヘルメットでは、 ヘルメットのサイズをダイヤ
ル調節することができます。 引き締めるために、 ダイヤルを時計回りに快適な嵌り合いが
できるまで回します。 緩めるために、 ダイヤルを反時計回りに回します。 嵌め合いが窮屈
とまでではないが、 ぴったりでなければなりません。 毎回使用の前に、 ヘルメットの調節
具合をチェックするようにしてください。 嵌め合いダイヤル設定システムはヘルメットの
嵌め合いと安定性を改善するように設計されています。 ヘルメットストラップに取って代
わるものではありません。 嵌め合いシステムをヘルメットから取り外さないでください。
ヘルメットのいかなる保証が無効になります。
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