安全に関する注意事項
Snap-on Tools Company では、 工具を操作、 整備ま
たは修理する際に発生しうる状況を網羅する安全
メ ッセージを用意しています。 。 作業する者および
点検技術者には、 手順、 ツール、 使用材料に関し
十分な知識を持ち、 またそれらの手順、 ツール、 材
料が、 仕事場で作業する者やツールの安全性を脅
かさないようにする責任があります。
一般的な安全上の警告
安全に関する警告と指示事項はすべてお読みく
ださい。 警告や取扱説明書に従わない場合に
は、 感電や火災、 重大な負傷事故が起きること
があります。
後で参考にする
ために、 警告と取
扱説明書はすべて
保管しておいてく
ださい。
バッテリー周囲の作業
• バッテリーの周囲またはバッテリーを使用して
作業する際には、 常時安全ゴーグルを着用して
ください。
• バッテリーの周囲では常時禁煙にして、 スパー
クを発生させたり、 裸火を使用したりしないで
ください。 バッテリーから発生する水素ガスが
爆発して怪我をするおそれがあります。
• バッテリーから発生する爆発性の水素ガスを消
散させるため、 換気を良く してください。
• バッテリーの酸が飛び散って目に入った場合
は、 すぐに蛇口から流れ出る冷水で10分以上
洗い流し、 すぐに医師の治療を受けてくださ
い。
• バッテリーの酸が皮膚についた場合は、 十分な
量の水と石鹸ですぐに洗い流してください。
• バッテリーの近くで作業する際には、 常に声の
届く範囲に救助者がいるようにしてください。
救助者は、 助けを求められた場合には、 すぐに
助けに来ることができる状態でいるべきです。
BC1520500A-Z Rev. B
BC15500A/BC20500A
バッテリ ーブースターケーブル
ジャンプスタート
21
• バッテリーの近くで作業する前に装身具や腕時
計を必ずすべて外してください。 装身具や腕時
計で短絡が発生すると、 火傷をしたり感電した
りするおそれがあります。
• バッテリー端子ポスト間、 または端子ポストと
車両の間、 工具、 ジャンプリード、 またはその他
の導体を接触させないでください。 火傷で重傷
を負ったり感電するおそれがあります。
• バッテリーを移動する必要がある場合は、 適切
なバッテリーキャリアを使用してください。 バッ
テリーは腕で抱えて移動しないでください。
• 酸性のバッテリー煙霧と腐食物にさらされたバ
ッテリーケーブルのクランプを扱うときは、 耐酸
ゴム手袋を着用してください。
• バッテリー端子ポストとケーブルクランプの酸
性の腐食物を、 重曹と水を使用して清掃してか
ら部品を扱うようにして、 肌の酸性火傷を防い
でください。 腐食物をこすり落とした後、 パーツ
をきれいな水ですすいでください。
• エンジンの可動部品や加熱部品に自身の身
体、 衣類および工具が接触しないようにしてく
ださい。 怪我をしたり火傷したりするおそれが
あります。
• 絶縁材が破損している場合は、 ブースターケー
ブルを使用しないでください。
• 取扱説明書に書かれている順序でクランプとケ
ーブルのタグを接続してください。
• バッテリーと接続する際、 また接続を解除する
際に、 バッテリークランプ同士を接触させない
でください。
• ケーブルを逆向きに接続しないでください。 車
両充電およびコンピューターシステムが損傷す
るおそれがあります。
• 常時バッテリーの周囲では喫煙せず、 スパーク
を発生させたり、 裸火を使用したりしないでく
ださい。
• バッテリーが凍結している場合は、 決してジャ
ンプ始動を試みないでください。
• 両方の車両は必ずバッテリー電圧が同じものに
してください。
• ブースターケーブルクランプを接続する前に、
車両が互いに接触していないことを確認してく
ださい。
• バッテリーが消耗した車両では、 必ずパーキン
グブレーキをかけて、 イグニッションをオフに
し、 トランスミッションをニュートラルまたはパ
ーキングに入れてから、 ブースターケーブルを
接続してください。
• ブースターケーブルは、 エンジンを始動したと
きにファンブレード、 ドライブベルトなどの可動
部品に接触しないようにしてください。
(04/17)