大腿ストラップ(図 8 - 9 )
• 大腿ストラップの点が回旋制御ストラップの点と重なるように大腿スト
ラップを配置します。細い方の端を開口部に通ししっかりと締めます。
プーリーシステムの調整(図 10 - 12 )
• ハンドルを引きベルトアームに留めて、プーリーシステムのひもの長さ
を確認します。
• ハンドルが重なっている場合、ハンドル内部のスプーリングシステムを
使ってひもを短くします。
• プーリーシステムを締めベルトアームにしっかりと快適に収まるように
します。
転子パッド(オプション) (図 13 )
大転子で最大圧力の軽減が必要な場合、または端部の密閉効果を高めるため
に、パッドを使用します。
• 転子パッドをベルトアーム内側の面ファスナーに取り付け、患側の大転
子上に配置します。
最終チェック
装具の全パーツが適切に配置され、体に正しく装着されていることを確認し
ます。適切な装着を確認するために、患者に歩く、座る、立ち上がるという
ような動作をさせます。必要に応じて調節し、ストラップとベルトアームを
最適な長さにカットします。
メンテナンス
• 刺激の少ないせっけんを使って手洗いしよくすすぐか、洗濯ネットに入
れて洗濯機の手洗い設定で洗います(柔軟剤は使用しないでください) 。
• 塩水や塩素水との接触は避けてください。万が一接触した場合は水でよ
くすすいでください。
• 強い直射日光に長時間さらさないでください。
• 自然乾燥させてください(乾燥機は使用しないでください) 。
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