第四章
デバッグ
4.1 給油及び点検:
シザーリフトを設置して油圧回路、電気回路と空気配管と接続した後、以下の手順に基づいて
行ってください:
- 電源盤のカバーを開け、じょうごでシリンダの中に 18L の 46# 耐摩耗作動油を注ぎます(作動
油はユーザー自身でご用意ください)。
異物がオイルラインに進入したことによるオイルラインの滞りと電磁バブルの故障を防ぐため
に、作動油を注ぎ込む際には作動油が清浄状態であることを保証してください。
電源を入れてから電源のメインスイッチを繋いで「上昇」ボタンを押し、モーターが正しく回転
しているか(上から下までは時計回りに回す)チェックしてください。反対方向の場合、電源
を切って電源の相順を調整してください。
電源を入れた後、電源盤内には高圧感電の可能性があるので、許可され電気操作資格と経験を
持つ専門の技術員だけは作業を行い感電を防ぐことができます。
点検:二つのメカニカルロック機構が正常に作動できるか、オイルラインと空気配管が漏れているかチェックして
ください。
図 18(左テーブルのリミットスイッチ)
左テーブルの給油・排気の調整手順:
1) 制御パネル上の右テーブル、左テーブルの切替スイッチを「左テーブル」に動かす
2) 「右テーブル給油遮断弁」と「左テーブル給油遮断弁」をオフにする(反時計回りに 90°回す)
3) 「上昇」ボタンを押し、右上層テーブル(自動車の正面方向から見る)を約 300 ㎜まで持ち上げる
4) 「下降」ボタンを押し、右上層テーブルを最低位まで下ろす
5) 右上層テーブルを 400 ㎜まで持ち上げる
6) 電源盤内の調整セレクトスイッチ(電気ボード側に固定している)を「OFF」に動かす
7) 「左テーブル給油遮断弁」をオンにする(反時計回りに 90°回す)
8) 「上昇」ボタンを押し、左の左テーブル(自動車の正面方向から見る)を 300 ㎜まで持ち上げる
9) 「下降」ボタンを押し、左の左テーブルを最低位まで下ろす
10) 手順 8、9 を 5-6 回繰り返しながら、自動排気を行ってください
11) 最後に、左上層テーブルを 400 ㎜まで持ち上げる(左右のテーブルが同じ高さを維持する)
12) 「上層テーブル給油遮断弁」をオフにする(反時計回りに 90°回す)。給油スイッチを「ON」に動くと、上層テ
ーブルの給油と排気を行う
13) 左右の上層テーブルのメカニカルロック機構が正常に作動できるか、オイルラインと空気配管が漏れているかチ
ェックしてください
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AE5301S/AE5301-3S
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図 19(右テーブルのリミットスイッチ)
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