TRIO11 BE
取扱説明書
クイックセットアップ・ガイド:
1. 最初にモニターやオーディオソース(ミキシング・コンソールなど)の電源が全てオフになっていることと、各
機器のボリュームが0になっていることを確認してください。
2. XLRインプットにオーディオソースの機器を接続してください。
3. 電圧セレクタースイッチがご利用の電源に合った電圧に設定されているかを確認してください。ご利用の電圧に
よってヒューズが異なりますので、異なる電圧でご利用頂く場合は、ヒューズを交換する必要があります。日本
国内で出荷されている製品は100〜120V仕様です。
4. オーディオソースの機器の電源を入れ、オーディオソースの出力レベルを -∞ または最小の位置に設定してください。
5. モニタースピーカーの電源を入れると、"スタンバイ"モードで起動します。
6. モニターが入力信号を検知して自動的にオンになるまで、オーディオソースの出力レベルを上げます。
モニターの電源を入れた後や、自動的にスタンバイモードになった場合、オーディオ信号を検知すると自
動的に"スタンバイ"から"On"に数秒後に切り替ります 。 このスタンバイモードは無効にすることも
できます(この機能の詳細については、59ページをご参照ください。)
レコーディング、ミキシング、マスタリングの作業が終了したら、次の手順で電源をオフにしてください。
a. モニターをオフにする
b. オーディオソースをオフにする
Trio11 Be
Trio11 Be は2機のモニタースピーカーを搭載したプロフェッショナル・ニア-フィールドモニターです。Trio11
Be は10インチ・Wコンポジット・サンドイッチコーン・サブウーファー、5インチ・Wコンポジット・サンドイッ
チコーン・ウーファーおよび1インチ・ピュアベリリウム・インバーテッドドームツイーター(保護グリル付き)で
構成されています。このグリルはツイーターを保護するためのものです。Trio11 Be のサウンドチューニングは、
グリルをツイーターに取り付けた状態でなされています。Trio11 Be スピーカーの最高の性能を保証し、最高のレ
ベルの保護を提供できるよう、グリルは取り外さないでください。
3-ウェイ・モードでの周波数特性は、30Hz〜40kHz (+/- 3 dB) と40Hz〜20kHz(+/- 1 dB)です。2-ウェイ・モー
ドでは5インチウーファーとツイーターのみ有効となります。2-ウェイ時は90Hz〜20kHz (+/- 3 dB) の周波数特性
を持っており、ミックスやマスタリングなどで低域に制約のあるシステム向けの確認を行う際に便利です。これらの
モードはフットスイッチにて切り替えが可能です。 (58ページ参照)
Trio11 Be モニタースピーカーは3つのアンプを内蔵しています。
1 x 300 W powering the 10-inch subwoofer
1 x 150 W powering the 5-inch woofer
1x 100 W powering the 1-inch tweeter
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