3 検査⽅法:ASTM D4940(続き)
3.3 検査⽅法
研削材を300ml量り採って600mlのガラス製ビーカーに⼊れ、
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300mlの蒸留⽔を注ぎます。
この試料液をかき混ぜ棒で1分間混ぜます。8分間静置してから、
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再び1分間混ぜます。
漏⽃に濾紙を敷き、試料液を濾過します。最初の10mlの濾液は捨
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て、適量を100mlのガラス製ビーカーに採取します。
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Elcometer 138E伝導率計のセンサーのセルを蒸留⽔ですすぎま
す。洗浄⽔の伝導率の測定値(jp-14ページのセクション4.9を参
照)が5µS/cm以下になるまですすいでください。
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Elcometer 138E伝導率計を使って、試料液の伝導率を測定します
(jp-14ページのセクション4.9を参照)。
測定する前に、セルを試料液ですすいでください。
残りの濾液を分注し、安定した測定値が得られるまで、同様の⼿
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順を繰り返します。
3.4 研削材の伝導率(C )の計算
研削材の伝導率(C )を次の式で計算します。
C = C x K
s
m
ここで、
研削材の伝導率
C
=
s
試料液(研削材と蒸留⽔を混合した液の濾液)
C
=
m
の伝導率の測定値
伝導率計のセル定数(jp-3ページのセクション3.2を参 照)
K
=
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3.5 試験後の処理
使⽤した器具をすべて蒸留⽔ですすぎます。これらの器具は、再び使
⽤することができます。
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s
s
25
混ぜる:1分
静置:8分
混ぜる:1分
R
jp-4