L2716
Rev. C
本製品の修理部品表は、 エナパックのウェブサイト、 www.enerpac.
com、 最寄りの正規エナパックサービスセンターまたはエナパック
営業所で入手することができます。
1.0
納品時の重要指示
全ての部品に運送中の損傷がないか目視で確かめてください。 運
送中の損傷は保証されません。 運送中の損傷が見つかった場合、
すぐに運送業者に連絡してください。 運送中に生じた損傷について
は、 運送業者が修理費や交換費を全て負担します。
2.0
用途
HPT-1500およびHPN-2000手動ポンプは、 必ず油圧ナッ トとテンシ
ョナと共に使用してください。 これらのポンプモデルは、 荷物の持ち
上げや支持に使用される油圧シリンダやその他の装置と使用する
ようには設計されていません。
3.
0 一般的な油圧安全注意事項
指示、 警告、 注意は必ずよくお読みください。 安全注
意事項に従って、 システム操作中に人身事故や器物
破損が起こらないようにしてください。 エナパック
は、 不安全な製品の使用、 保守の不足、 製品及び/又はシステムの不
正な操作から生じる損傷や怪我には責任を負いません。 安全注意
事項及び操作に関して疑問点があれば、 エナパックまでお間い合わ
せください。 高圧油圧の安全に関する訓練を受けたことがない場
合、 無料のエナパックハイドロリック安全コースについて、 担当の販
売店又はサービスセンターにお問い合わせください。
以下の注意及び警告に従わない場合、 装置破損や人身事故の原因
となる恐れがあります。
注意は、 装置やその他器物の破損を防止するための、 適正な操作や
保守手順を示す場合に使われます。
警告は、 人身事故を予防するために適正な手順や心得が必要な潜
在的な危険性を示します。
危険は、 重傷や死亡事故の原因となる恐れがある禁止行為又は必
須行為を示します。
警告 : 油圧機器を取り扱う際は、 適切な保護用具を装着し
てください。
安全弁(使用者が調整可能な安全弁が装備されているポン
プのみ)には、 ポンプの最大定格圧力以上の圧力を設定し
ないでください。 高圧に設定すると、 装置の破損や人身傷
害の原因となります。
警告 : システムの使用圧力は、 システム内の最低定格部品
の圧力定格を超えないようにしてください。 圧力計をシス
テムに取リ付けて、 使用圧力をモニターしてください。 シス
テムの監視は、 各自が行ってください。
注意 : 油圧ホースを損傷させないでください。 油圧ホース
は、 敷設時に折り曲げたりねじったり しないでください。 折
れ曲がったりねじれたホースを使用すると、 大きな逆圧が発生しま
す。 ホースを折れ曲がったりねじれたままにしておく と、 ホースの内
部が損傷して、 早期故障を引き起こ します。
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説明シート
HPT-1500およびHPN-2000油圧手動ポンプ
ホースの上に重いものを落とさないでください。 強い
衝撃によって、 ホース内部のワイヤストランドが損傷す
る恐れがあります。 損傷しているホースに圧力をかける
と、 破裂する恐れがあります。
重要 : 油圧装置は、 ホースやスイベルカブラを使って持ち
上げないでください。 安全に移動させるために、 キャリン
グハンドルやその他の手段を用いてください。
注意 : 油圧装置は、 火気や熱源から離してください。 過
熱によって、 パッキンやシールが柔らかくなり、 液漏れ
が生じます。 また、 熱によって.ホース材やパッキンが劣
化します。 最適な性能を保つには、 装置を65℃ (150° F) 以上の温度
にさらさないでください。 ホースやシリンダに対する溶接スバッタ
は避けてください。
危険 : 加圧されているホースには.触れないでください。 加
圧状態のオイルが漏れて皮膚に浸透すると、 重大な人身
事故の原因となります。 オイルが皮膚下にしみ込んだ場
合,すぐに医師の診断を受けてください。
重要 : 資格を持った油圧技術者以外は、 ポンプあるいはシ
ステム構成品の点検修理を行わないでください。 点検修理
についてはお近くの正規エナパックサービスセンターにご
連絡ください。 保証を受けるためには、 必ずエナパックオイルを使用
してください。
警告 : 摩耗したり損傷した部品は、 直ちにエナパックの純正
部品と交換してください。 市販の標準部品は、 破損して人身
事故や器物破損の原因となる場合があります。 エナパック
製の部品は、 高荷重に適合および耐えるように設計製造されていま
す。
3.1
一般的なボルト締め安全注意事項
危険 : ボルト締め手順について、 以下の注意事項を遵守しな
いと、 重傷や死亡事故の原因となります。
警告 : 油圧ナッ トおよびテンショナの取り付け、 操作、 保守
は、 必ず訓練を受け経験があり高圧ボルト締め装置および
関連機材に精通した人員が行わなければなりません。
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