日常の手入れとクリーニング
毎回使用前に所属する医療機関内で定められている規定に従って、必
ず目視点検を行ってください。
- ディスプレイ・フィルタの両面が汚れていないか、および全体的
に破損等がないかを調べます。傷がないか、液体が付いていない
か、粘着面がリリース・ペーパーに付いているか、乱暴な取り扱
いの兆候がないかどうかを確認します。
手入れ作業 頻度
クリーニング
消毒
当社で評価済みのクリーニングおよび消毒用の溶剤は下記のものです。
溶剤
Incidin Plus 濃縮液
Microbac Forte 濃縮液
Surfanios Citron 濃縮液 (0.25%(Vol/Vol)希釈)
Hexanios G+R 濃縮液
Virex TB
スケジュール:この装置を使用する各病院または医療機関が、適切な
スケジュールでの保守の実施を怠たると、思わぬ装置の故障や健康上
の被害が起こることがあります。クリーニングおよび消毒を行う際
は、医療機関内で定められている既存の基準に従ってください。
問い合わせ:点検の結果、本製品に問題点が見つかった場合は、病院
の ME 技術者、当社のサービス・エンジニアまたはフィリップス社まで
ご連絡ください。
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クリーニングは、 基本的に所属する医療機関内で定められてい
る規定に従い、石鹸と水または消毒剤を使用して行ってく
ださい。
消毒は、清拭で行ってください。交差感染のリスクを低減で
きます。 下の表に記載された溶剤は、 当社にてディスプレイ・
フィルタの素材に悪影響を与えないことを試験済みです。
当社の評価方法は、下記の溶剤を、記載の希釈率 / 濃度で、
手作業によりディスプレイ・フィルタ表面を 10 分間清拭す
るという日常業務のシミュレーションで行いました。
注意:こすり洗いは避けてください。
(2%(Vol/Vol)希釈)
(2.5%(Vol/Vol)希釈)
(0.5%(Vol/Vol)希釈)
(そのまま使用可能)
希釈率 / 濃度