スチーム排出機能をオフにする
圧力が完全に解放されるまで待ってから、スチーム排出機能をオフにします。
⇒ スチームボタンまたはON/OFFボタンを短く押す。
♦ 電磁弁が閉じています。
♦ 本体がOFFになっています。
⇒ タンクキャップを開けます。
⇒ 本機が冷めてから、清掃やメンテナンスの作業を行ってください。
スチーム排出機能をオフにしたら、余熱で圧力タンクに再び圧力がかかるのを防ぐため、タンクキャッ
プを開けてください。
石灰化インジケーター
水道水で連続運転すると、圧力タンクに汚れが溜まり、水の硬度によってカルシウムが沈殿します。こ
れらは、圧力タンクの壁面に付着するか、破片が砕けてタンクの底に沈殿します。
結果として、ヒーターのエネルギー効率が悪くなります。
圧力タンク内の石灰化が進むと、本機が検知します。石灰化があらかじめ設定されたレベルを超える
と、次のように通知されます。
ja
♦ 音響信号が鳴ります。
♦ 「石灰化状態」インジケーター(6)が点滅します。
⇒ 週明けなど、次の機会に圧力タンクのすすぎ/スケール除去を行ってください(「圧力タンクのすす
ぎ」「スケール除去」参照)。
石灰化レベルは保存されません。その代わり、本機の電源を入れ、加熱するたびに再度決定されます。
圧力タンクの石灰化の進行とヒーティングシステムのエネルギー効率への影響は、さまざまなパラメー
タに依存し、石灰化インジケータで考慮できるものばかりではありません。
このため、石灰化インジケーターに関係なく、遅くとも3ヶ月に1度はスケール除去を行う必要がありま
す。
ハンドピースホルダの交換
ハンドピースホルダー(9)は、納品時に本体の右側に装着されています。
必要に応じて本体の左側面にも取り付け可能です。
取扱説明書は、弊社ホームページ(www.renfert.com/p918)からダウンロードできます(「はじめに」
参照)
クリーニング / メンテナンス
本機には、メンテナンスを必要とする内部部品はありません。
本機は、以下の方法以外で開けないでください。
火傷の危険性!
清掃やメンテナンス作業は、本体が冷え、減圧された後に行ってください!
サービスキャップ(13)を開けたまま清掃 メンテナンス作業を行う場合は、必ず流れ出た水が溜まるよ
うに設置してください。例えば、シンクの横に置くなど。
クリーニング
いかなる場合でも、本機をスチームで洗浄しないでください。
本機のお手入れは、湿らせた布で外側だけを拭いてください。
溶剤系、研磨剤系の洗浄剤は使用しないでください。
クリーニングとメンテナンスの間隔
以下のクリーニングおよびメンテナンスの間隔を守る必要があります。
► すすぎ(「圧力タンクのすすぎ」参照)。
- 塩ベースのソフトニングシステムを使用している場合、毎週1回
- それ以外の場合:水質 すすぎ洗いの間隔」の表のとおり。
► スケール除去(Chap.Descaling参照)。
- 石灰化インジケーターが表示されたら直ちに
- 遅くとも3ヶ月に1回
► オーバープレッシャーバルブ(「オーバープレッシャーバルブの点検」参照)
- 年1回
- 8 -