1.4 スマートスイッチ
このマザーボードには 1 つのスマートスイッチが装備されています: BIOS フラッシ ュバック
ボタンにより、 BIOS をフラッシュすることができます。
BIOS フラッシ ュバックボタン
(BIOS_FB1)
(p.3、 No. 8 参照)
ASRock BIOS Flashback 機能を使用すれば、 システムの電源を投入せずに、 CPU がなく てもなく ても
BIOS を更新できます。
BIOS Flashback 機能を使用する前に、 BitLocker と TPM が依存する暗号化またはセキュリティ
を一時停止してください。 リカバリーキーがすでに保存されバックアップされていることを確認
してください。 暗号化がアクティブであるとき、 リカバリーキーが欠落している場合、 データは暗
号化されたままになり、 システムはオペレーティングシステムで起動しません。 BIOS を更新する
前に fTPM を無効にすることを推奨します。 そうしないと、 予期せぬ障害が発生する可能性が
あります。
次の手順に従って USB BIOS Flashback 機能を使用します。
1. ASRock のウェブサイトから最新の BIOS ファイルをダウンロードします:http://www.asrock.com.
2. BIOS ファイルを USB フラッシュ ドライブにコピーします。 USB フラッシュ ドライブのファイルシステムが
FAT32 であることを確認してください。
3. BIOS ファイルを圧縮ファイルから抽出します。
4. ファイル名を 「creative.rom」 に変更して、 X: USB フラッシュ ドライブのルートディ レク トリに保存します。
5. 24 ピン電源コネクタをマザーボードに接続します。 次に、 電源供給装置の AC スイッチをオンにします。
* システムの電源を投入する必要はありません。
6. 次に、 USB ドライブを USB BIOS Flashback ポートに接続します。
7. BIOS Flashback スイッチを約 3 秒間押し続けます。 LED が点滅し始めます。
8. LED が点滅しなくなるまで待ちます。 BIOS のフラッシングが完了すると LED が点滅しなくなります。
* LED ライトが緑色に点灯する場合は、 BIOS Flashback が正しく動作していないことを意味します。
USB ドライブが USB BIOS Flashback ポートに接続されていることを確認してください。
** LED がまったく点灯しない場合は、 システムの電源を切り、 マザーボードから CMOS バッテリーを
数分間取り外します。 電源とバッテリーを再接続して、 再試行してください。
Z690M PG Riptide/D5
BIOS フラッシ ュバックスイッチに
より、 BIOS をフラッシュすること
ができます。
USB BIOS Flashback ポート
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