7 ご使用方法
注意
ファスナーガイドは手のひらやその他の身体部分あるい
はネイルを使用して押し戻さないでください、 怪我をす
る危険があります。
警告事項
打鋲動作中に母材が破砕される可能性があります。 作業
者および現場で直近に居合わせる人々は保護メガネお
よび保護ヘルメットを着用してください。 破片が身体
の一部、 眼などを傷つけることもあります。
注意
ファスナーの打鋲は発射薬の点火によって行われま
す。 作業者および現場で直近に居合わせる人々は耳栓
を着用してください。 過剰な騒音で聴力の低下を招
く場合もあります。
警告事項
本体を身体部分 (手の平など) に押し付けると、 規
定に反して本体が打鋲可能状態になることがありま
す。 打鋲可能状態になると、 身体部分に鋲が打ち込ま
れる恐れがあります (ネイルまたはピストンによる怪我
の恐れ) 。 決して本体を身体部分に押し付けないでくだ
さい。
7.1 グリップの本体への取付け 2
注意
国別の法規あるいは特定の規定のない限り、 高い天井に
届くようにグリップと本体の間に最大 3 個のエクステン
ション (3 フィートおよび/または 1 フィートエクス
テンション) を取り付けることができます。 全てのエ
クステンションの許容全長 (グリップを接続していな
い状態で) は、 9 フィート (3 m) です。
注意
グリップとエクステンションが正しく取り付けられてい
ることを確認してください。
グリップを後方から本体に取り付けます。
7.2 取扱い 3 4
注意
本体は黒いグリップ部分で保持し、 電気の導通 (感
電) を回避してください。 本体およびエクステンショ
ンに不具合がないか定期的に点検してください。
1.
ファスナーを挿入します。
2.
ハンドルの下側でストリップが完全に見えなくなる
まで、 空包ストリップを幅の細い方を先にしてハ
ンドルの下方から差し込みます。
注意事項部分的に使用済みの空包ストリップを装
填する場合は、 未使用の空包が薬室内に来るま
で、 空包ストリップを手で引き出します。
3.
調整つまみを押して回す動作により、本体威力を調
整します (1 = 最小威力、 2 = 中威力、 3 = 最大威
力) 。 作業は最小威力で開始してください。 ネイ
ルが十分に打鋲されないようなら、 威力を高めて
ください。
4.
本体を天井に対して直角の位置にして押し付けま
す。
5.
グリップを天井方向へ押して打鋲を行います。
7.3 アタッチメントの交換 5
1.
空包ストリップを抜き取り口から引き出します。
2.
ファスナーガイドをピストンガイドの上に強く押し
付けて、 続いてピストンガイドがロックされるま
でねじを時計方向に回します。
7.4 ファスニングガイドライン
注意事項
詳しい仕様情報は、 各国のヒルティ社から入手可能な技
術ガイドライン、 あるいは必要に応じて、 各国の技術
法規をご参照いただくようにお願いします。
7.4.1 空包が不発だった場合の手順
不発、 即ち空包が点火しなかった場合は、 常に次の手
順で作業を進めてください。
本体を 30 秒間作業面に押し付けたままにします。
それでも点火しない場合は、 本体を作業面から離しま
す。 その時、 決して自分や周りの人に本体を向けない
でください。
空包ストリップを手で空包 1 個分引き出します。 空
包ストリップの残りの空包を全部使い切ってください。
使用済の空包ストリップを本体から取り外し、 間違っ
て再使用されることのないように廃棄してください。
7.4.2 X‑CW に関する取り扱い注意事項 6
推奨ファスナーガイド : X‑351‑F8CT
X‑CW ファスナーを他の DX351 ファスナーガイドとと
もに使用すると、 ファスニング品質が低下することがあ
ります (脱落率の上昇) 。
ファスナー X‑CW をファスナーガイドに挿入します。
ファスナーが正しく装着されたか確認します。 目視確
認において正し装着されていないものは全て交換しま
す。
母材 : コンクリート
ファスナー : X‑CW C27、 X‑CW C32、 X‑CW U22、
X‑CW U27
ja
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