度を超えないようにしてください。 図3を参照してください。
5. 必要に応じてポンプハンドルを操作し続けて、 荷物を目
的の高さまで持ち上げます。
6. モデルGBJ100のみ:荷物を途中まで持ち上げて、 ポンプ
力が確実に増してから、 ポンプハンドルを高圧ポンプに
付け替えます。 荷物が目的の高さに持ち上がるまで、 ポ
ンプ操作を続けます。
警告:モデルGBJ100に付属の校正済
みの圧力計には、 およその持ち上げ重量が表示されます。
圧力計の読み取りが100メートルトン[981 kN]を超えた場
合、 ポンプ操作を直ちに停止してください。 ジャッキは、 100
メートルトン(110ショートトン)以上の荷物を持ち上げるよ
うに設計されていません。
7. 持ち上げ完了後直ぐに、 荷物を適切な重量定格のジャッ
キスタンドで支えます。
5.3 荷物の降下
1. ポンプハンドルを1~2ストロークさせると、 荷物が持ち
上げられ、 ジャッキスタンドを外すことができます。 ジャッ
キスタンドを荷物の下から外します。
警告:以下の手順に従って、 逃がし弁
をゆっく り回してください。 逃がし弁を速く開きすぎると、
降下中の荷物が突然落下して、 ジャッキが緩んで荷物の下
で外れる場合があります。 重大な人身傷害や物的損害の
原因となります。
CAUTION
注意:荷物の降下中は、 逃がし弁を速
く開いたり閉じることで生じる 「衝撃荷重」 を避けてくださ
い。 衝撃荷重により、 ジャッキの油圧サーキッ トが過負荷と
なり、 ジャッキが損傷する場合があります。
2. ポンプハンドルの方形端を使用して、 逃がし弁のステム
を反時計方向にゆっく り回して弁を開いて、 ラムを戻し
ます(2回以上回さないでください)。 荷物が完全に降下
するまで、 ラムを戻し続けます。
3. 持ち上げ部分からジャッキを外します。
4. ラムを押し下げて、 完全な後退位置まで戻します。 延長
スクリュー(付属の場合)を最後まで回しきると、 ネジ山が
完全に隠れて、 損傷から保護されます。
5.4 水平操作(GBJ100を除く全モデル)
水平操作時は、 ジャッキの向きをポンプが下向きの状態に
なって面に最接近するようにしてください。 ポンプが上向
きになっていると、 ジャッキは正常に作動しません。 水平操
作の位置決めについては、 図4を参照してください。
警告:水平操作中は、 ジャッキを支持
して落下しないようにしてください。
警告:水平操作時のジャッキ能力は、
通常の定格の50パーセントまたはそれ以下です。 水平操
作中は、 ジャッキに負荷がかかりすぎないように注意して
ください。
警告:押し分けられたり引っ張られて
いる荷物を保持するために、 適切な定格のブロック/サポ
ートを必ず使用してください。 ジャッキによってのみ支持さ
ジャックを水平に使用する場合にのみ、 承認
された位置を使用してください (以下を参照)
✔
良
✔
良
図4 – 水平操作(GBJ100を除く全モデル)
れている荷物の間には、 手足または身体を絶対に入れた
り近づけないでください。
モデルGBJ100は、 水平位置には使用できません。
6.0 メンテナンス
6.1 油圧オイルの補給
オイルレベルが低下している場合、 以下の手順に従ってオイルを
補給します。 充填中にごみやほこりが入らないように注意してく
ださい。
1. ラムを完全に戻してから、 ジャッキを直立させます。 ジャッキを
置いている面が水平であることを確認します。
2. オイル充填/空気抜きプラグを外します。 モデルGBJ100を除く
すべてのジャッキは、 プラグがシリンダーハウジング側にあり
ます。 モデルGBJ100のみ、 プラグがシリンダーハウジングの上
にあります。
重要:必ずEnerpac
HFシリーズ油圧オイル(ISOグレード32)をき
れいな容器を使用して充填してください。
ルコール、 グリセリン、 食物油、 その他の承認されていない液体を
使用すると、 ジャッキが損傷して装置に故障または不具合が生じ
る可能性があります。 人身傷害や物的損害の原因となります。
3. GBJ100を除く全モデル:オイルレベルがオイル充填穴の下側
あたりになるまで充填します。 図5を参照してください。
4. モデルGBJ100のみ:オイルレベルがオイル充填穴の約
図5 – オイルレベル、
GBJ100を除く全モデル
81
不可
不可
警告:モーターオイル、 ブレーキオイル、 ア
t図6 – オイルル、 モデル
GBJ100のみ