図4: PTRS1000 止めネジの整合
刃の取り外し
ツールを放置し、 熱を冷ましたあとで、 両方の止
めネジを緩めて、 刃を引き抜きます。
ブレードガイ ドの調整 (切
断深度)
ブレードガイ ドは、 切断対象に働く切断力を吸収し
ます。 余裕が心配な場所で切断する場合は、 ブレ
ードガイ ドを前方に移動して、 切断深度を調整し
ます。 必要に応じて、 付属の六角工具を使用し
て、 調整ボルトを緩めて、 ブレードガイ ドを前後に
調整します。 工具を使用する前に調整ネジをしっ
かり と締め付けてください。
切断深度が標準の空圧式ノ コギリ刃で十分に深く
ない場合は、 PTRS1000にはデュアルチャ ック機
構が装備されており、 最大15.2cm (6イ ンチ)の長
さのノ コギリ刃を使用することができます。
ブレードガイ ドを正しく取り付けずに工具を操作
しないでください。
図5: ブレードガイ ドの調整
非常に短かったり、 大きな傾斜があったりする特
ZPTRS1000CE Rev. A
殊な刃は使用しないでください。 刃がブレードガイ
ドと接触しないようにしてください。 短すぎたり、
傾斜がついている刃はブレードガイ ドの内側で引
っかかって、 折れることがあります。
ノ コギリの使用
— 加工物をしっかりと固定します。
— 切断線をマーク付けし、 切断作業中は、 工具
をしっかりと握ります。
— プランジ/ポケッ トカッ トを作るためにノ コギリ
を使用しないでください。 切断開始の穴は必
ずドリルで開けてください。
通電している電線が存在するエリアを切断する
と、 感電することがあります。
— 反発力および振動を最小にするために、 ノ コ
ギリのブレードガイ ドをしっかりと加工物に当
ててください。
— トリガを絞って工具を起動します。 切断を開
始する前に、 ノ コギリをフルスピードにしてく
ださい。 マーク付けした線にそって刃が動く
ようにノ コギリをガイ ドします。
切断のヒント
いく つかの単純なヒン トに従うことで、 加工品、 工
具および作業者の消耗を減少できます。
— 引きストロークで切断します。 パネル、 ファイ
バグラスなどの緻密な加工品では、 加工品
の表面を下向きにします。
— 切断する素材にあったノ コギリ刃を使用し
て、 手持ちの余分な刃は取り置いて、 他のも
のが鈍ったときに使用します。 ヒビが入った
り曲がったりした刃は、 すぐに交換してくだ
さい。
— 適切な切断速度で使用し、 適切な切断深度
を選択します。
— ケガの危険を減らすために、 刃を常にブレー
ドガイ ドから突き出すように取り付け、 ストロ
ーク全体で作業します (図6) 。 刃の前部が加
工品やブレードガイ ドに当たると、 刃が壊れ
ることがあります (図7) 。
— 少なく とも3本の歯を加工品に噛みこませま
す。 使用する歯を細かくすることで滑らかに
切断できますが、 切断速度は、 遅くなりま
す。
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