6) 有害事象
現段階では、報告されている有害事象はありません。
7) 使用手順
1) 主電源プラグを差し込む前に、オーブンが汚れていないか確認してください。必要に応じて掃除してくださ
い(第8章参照)。
2) オーブンの種類に応じて、主電源プラグをAC 115 VまたはAC 230 Vのコンセントに差し込み、電源を入れま
す。ボタンの周りの両方のインジケーターライトが点灯してスタンバイモードになります。どちらかのボタ
ンを長押しし、ボタンの周りのインジケーターライトが点灯して2回の「ビーッという信号音」が鳴ったらボ
タンを離してください。2回目の低い「ビーッという信号音」が鳴ります。インジケーターライトが示すよう
に、両面とも最低温度加熱設定が選択されます。これでオーブンの使用準備は完了です。スタンバイモード
に戻るには、ボタン周辺のインジケーターライトが消えるまで、どちらかのボタンを長押しします。
3) ホルダーの裏(マークのある部分)を押して、両方のオブチュレーターホルダーを上位置にします。
4) オブチュレーターは、ホルダーにセットする前に消毒してください。室温で1~5分間、5.25%の次亜塩素
酸ナトリウムにオブチュレーターを浸します。オブチュレーターの表面についた泡をすべて取り除きま
す。70%イソプロピルアルコールで湿らせた滅菌ガーゼでガッタパーチャをそっと拭きます。オブチュレー
ターを空気乾燥させます。フェノールまたは充填材もしくはプラスチック製ポストに適合しない物質が含ま
れた消毒溶液を使用しないでください。
5) オブチュレーターを消毒し、ラバーストップをセットしたら、オブチュレーターをオブチュレーターホルダ
ーのいずれかにセットし、上部を軽く押してしっかりと固定します。どのような作業長に決めた場合でも、
ラバーストップが必ずホルダーの下になるよう、確認してください。オブチュレーターを斜めにしないでく
ださい。まっすぐになっていることを確認してください。オブチュレーターが加熱室のすべての側面を通り
過ぎて、とどまっていないことを確認してください。
6) 選択したオブチュレーターホルダーに対応するボタンを押して、加熱するオブチュレーターのサイズを選択
します。このボタンを繰り返し押して、加熱設定を選択します。第3章の表を参照して、正しい加熱設定を行
ってください。
7) 加熱プロセスを開始するには、カチッと音がするまでオブチュレーターホルダーを押し下げます。少し上が
りますが、その位置で、安定した下降状態が保たれます。ボタンの周囲にあるインジケーターライトは、ヒ
ーターがオン(常時オン)になっていることを示します。これでオブチュレーターが加熱されます。加熱時
間は、オブチュレーターのサイズとタイプによって異なり、自動的に調整されます(20~49秒)。
8) 最初の「ビーッという信号音」が鳴ると、オブチュレーターは使用できる状態になります。オブチュレータ
ーの裏(マークのある部分)を押して、ゆっくりと上げます。ボタンの周りのインジケーターライトが消え
ます。ホルダーのどこかの部分でオブチュレーターを擦らないように注意しながら、オブチュレーターを手
前に引いて、ホルダーから慎重に取り出します。
9) 最初の「ビーッという信号音」の後、オブチュレーターは、最長で90秒間、Thermaprep
置いておくことができます。これにより、オブチュレーターは適切な温度に保たれ、使用できる状態になり
ます。オブチュレーターがオーブン内にあることを知らせるため、オーブンからは15秒ごとに「ビーッとい
う音」が鳴ります。90秒後には発熱体のスイッチが自動的に切れます。
10) より多くのオブチュレーターを加熱したい場合は、状況に応じて、片方または両方のホルダーを使って、効
率よく作業してください。各ホルダーは、それぞれのボタンとインジケーターで操作します。「ビーッとい
う音」が鳴ったら、ボタンの周りにあるインジケーターライトを見て、オブチュレーターヒーターの準備が
できている(点滅)ことを確認します。両方のヒーターのサイクルが終了し、ボタンを押さないでいると、
オーブンは5分後に省電力のスタンバイモードに入ります。
11) 使用後や掃除の前には、オーブンの電源を切ってください。
12) 使用後は必ずオーブンを掃除してください(第8章参照)。
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