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両側に2.5m以上のスペースがあることと、安定し
た床面が必要になります。
– 本機をドア開口部から2.5m離れた、堅い平らな
床面に設置します(三脚上ではなく)。自動整
準モードで本機の電源を入れます。垂直レーザ
ーレベルが本機前方に照射される運転モードを
選択します。
– ドア開口部の床(ポイントⅠ)、ドア開口部の反
対側の5m離れた箇所(ポイントⅡ)、そしてド
ア開口部の上端(ポイントⅢ)の垂直レーザーラ
インの中央に印を付けます。
– 本機を180°回転させ、ドア開口部の反対側、ポ
イントIIのすぐ後方に配置します。本機を整準さ
せ、垂直レーザーラインの中心がポイントIとII
を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーラ
インの中心をポイントIVとして印を付けます。
– 印を付けたポイントIIIとIVの差dは、本機の垂直
ラインに対する実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定します。
2本目の垂直レーザーレベルのために測定手順を繰
り返します。垂直レーザーレベルが本機の横、側
面に照射される運転モードを選択します。測定を
開始する前に本機を90°回転させます。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 × ドア開口部の高さ × 0.2 mm/m
1 609 92A 5AZ | (16.10.2019)
例えばドア開口部の高さが2 mの場合の最大許容誤
差は、
2 × 2 m × ±0.2 mm/m = ±0.8 mmとなります。ポ
イントⅢとⅣが0.8 mm以内であれば正常です。
作業に関する注意事項
レーザーラインの中央に印を付けてください。
u
レーザーラインの幅は距離に応じて変化しま
す。
本機は無線インターフェースを備えています。
u
飛行機内や病院内など、作動に制約がある場所
にご注意ください。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている
場合には、ターゲットパネル(28)を使用すると、
レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル(28)の反射面により、レーザー
ラインの視認性が向上します。半分が透明となっ
ているため、ターゲットパネルの背面からもレー
ザーラインを確認することができます。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツ
ールです。本機の三脚取付部(17)(1/4インチ)を
三脚(32) または市販の撮影用三脚のネジ部に合わ
せます。市販の三脚に固定する場合には、5/8イン
チの三脚取付部(18)を使用してください。三脚の
固定用ネジを締め付けて本機を固定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調
整してください。
マルチマウントクリップ(付属品)を使用した固
定(図Bを参照)
マルチマウントクリップ(25)を使用して、本機を
垂直の面、配管や磁性材料などに固定することが
できます。マルチマウントクリップは床用三脚に
も適しており、本機の高さを容易に調整できるよ
うになります。
本機をオンにする前に、マルチマウントクリップ
(25)の位置をある程度調整してください。
レーザー受光器(付属品)を使用して作業する場
合(図Bを参照)
光の状態があまり良くない場合(周囲が明るかっ
たり、直射日光が当たる場合など)や距離が離れ
ている場合には、レーザーラインが探知しやすく
なるよう、レーザー受光器(29) を使用してくださ
い。レーザー受光器を使用して作業するときは、
(参照 „パルスモード", ページ 281)にしてくださ
い。
レーザー用保護メガネ(付属品)
レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するた
め、目にはレーザーの光がより明るく感じられま
す。
安全メガネとしてレーザー用保護メガネを使用
u
しないでください。レーザー用保護メガネはあ
くまでもレーザービームを見やすくするための
Bosch Power Tools