Ingersoll Rand ARO 66625 Serie Manual Del Operario página 83

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概要
ARO ダイアフラムポンプは、 空気圧が低い場合でも大容量を
吐出し、 広範囲にわたる材料適合性オプションが可能です。 モ
デルおよびオプション用チャートを参照してください。 ARO ポ
ンプは失速抵抗設計、 モジュールエアモーター / 流体セクショ
ンを特徴としています。
エア式ダブルダイヤフラムポンプでは、 エアチャンバーの圧
力差を利用して流体チャンバー内に吸引および正の流体圧力
を交互に作り出し、 ボールチェックが流体のフローを実現しま
す。
空気圧が加わるとポンプ循環が開始し、 要求に応じて汲み上
げを継続します。 ライン圧力が発生して維持され、 いったん最
大ライン圧力に到達すると (分配デバイスが閉じて) 循環を停
止し、 必要になったら汲み上げを再開します。
空気と潤滑の要件
警告
過度の空気圧。 けが、 またはポンプや設備の
損傷の原因となる場合があります。
空気供給には、 50 ミクロン以上の粒子をろ過できるフィル
y
ター使用してください。 組立あるいは修理中は、 O リング以
外にパーツに潤滑する必要ありません。
潤滑空気が存在する場合、 それがポンプのエアモーターセ
y
クションの O リングとシールと適合性があることを確認し
ます。
操作説明
長時間使用しない間に汲み上げる材料が 「凝固」 してしま
y
うようなものの場合、 必ず材料に適合した溶剤をポンプに
流してください。
数時問使用しない場合は、 ポンプへのエア供給を遮断しま
y
す。
吐出材料の量は、 空気供給だけではなく、 入口で利用可能
y
な材料の供給によっても左右されます。 材料供給用のチュ
ーブは小さすぎたり、 制限があったりしてはいけません。 破
損しているホースを使用しないでください。
ダイアフラムポンプを強制フィード (入口側浸水) 状態で使
y
用する場合、 空気入口に 「チェックバルブ」 を設置すること
を推奨します。
ダイヤフラムポンプの脚は適切な面 (水平かつ平らである
y
こと) に固定し、 振動による損傷を防ぎます。
メンテナンス
パーツの識別および修理キットに関する情報については、 84 ∼
87 ページに示すパーツ図と説明を参照してください。
修理時間と停止時間の削減のために、 ARO の 「Smart Parts
y
(スマート ・ パーツ) 」 が表示されています。
修理キッ トは次の 2 つの別個のダイヤフラムポンプ機能
y
の修理に分けられます : 1. 空気セクション、 2. 流体セクショ
ン流体セクションは、 従来パーツの材質オプションに合う
ようさらに分かれています。
傷つきやすい内部可動部品を、 整備のための分解と組立
y
時のほこりや異物によるトラブルから守るため、 作業表面
はきれいに保ってください。
整備活動はきちんと記録し、 ポンプを予防的保守計画に組
y
込んでください。
分解する前に、 ポンプを上下逆さまにしてポンプから材料
y
を排出し、 吐出口マニホールドに留まる材料を空にしてく
ださい。
y Hytrel® および Viton® は DuPont Company の登録商標です y Kynar® は Arkema Inc. の登録商標です。 y Loctite® は、Henkel Loctite Corporation の登録商標です y
y Santoprene® は Monsanto Company の登録商標で、Advanced Elastomer Systems, L.P. 公認です。 y ARO® は Ingersoll-Rand Company の登録商標です。 y
66625X-XXX-C (ja)
1.
2.
3.
注意: PTFE ダイヤフラムモデルのみがプライマリダイヤフラム
(7) およびバックアップダイヤフラム (8) を使用しています。 流
体セクションのイラスト内の補助図を参照してください。
6662XX-XX6-C 用 :
4.
他のモデル :
4.
注意: ダイヤフラムロッド (1) の表面を引っかいたり傷つけたり
しないでください。
6662XX-XX6-C 用 :
注意 : 詳細についてはサービスキットマニュアル 48495949 を
参照してください。
他のモデル :
y 262™、271™ および 572™ は Henkel Loctite Corporation の登録商標です。 y
流体セクシ ョンの分解
上部マニホールドを取り外します。
ボール (22)、 O リング (19 と 33)、 そして (21) シート (21) を
取り外します。
流体キャップ(15)を外します。
ダイアフラム (7) 、 ワッシャー (5)およびシム (30) を取り外
します。
スクリュー(14) 、 ダイアフラム (7) または (7 / 8) およびワッ
シャー (5) を取り外します。
流体セクシ ョンの再組立
逆の手順で再組立します。
y
部品はすべて清潔にして検査します。 必要に応じて磨耗ま
y
たは損傷している部品を新しい部品と交換します。
Key-Lube O リング潤滑材でダイアフラムロッド (1) とO リン
y
グ (2) を潤滑します。
ダイアフラムロッド (1) に O リング (2) を取り付けます。
y
制御された送気菅をポンプの入口に装着します。 徐々に空
y
気圧を増加させ (6 ~ 8 psi)、 ポンプのどちら側から空気が出
ているのかを確認し、 それから空気の供給を停止します。
ワッシャー (5) のついたダイアフラム (7) をダイアフラムロ
y
ッド (1) に固定し、 この前の段階で送気していると確認でき
たチャンバーから中心本体 (101) に挿入します。
流体キャップ (15) を取り付けます。
y
ダイアフラム (7) のワッシャー (5) の付いている側を連結ロ
y
ッドに取り付けますが、 締め付けないでください。
ダイアフラム (7) の穴と中心本体 (101) の穴がずれている
y
角度を記録してからダイアフラム (7)を取り外し、 ワッシャ
ー (5) とダイアフラムロッド (1) の間に適切な数量のシムを
付けます。
制御された送気菅をポンプの入口に装着します。 ダイア
y
フラムが反対側にシフトするまで徐々に空気圧を増加させ
(6 ~ 8 psi)、 それから空気の供給を停止します。 .
2 つめの流体キャップ (15) を取り付けます。
y
ダイヤフラムのよじれをなくすため、 最終締め付け調節前
y
にダイヤフラム (7) または (7/8) が流体キャップ (15) ときち
んと合っているか確かめてください。
PTFE ダイヤフラムつきモデルの場合 : Santoprene ダイヤ
y
フラム (8) は、 「 AIR SIDE」 とマークのある側をポンプの中心
部に向けて取り付けます。 PTFE ダイヤフラム (7) は、 「 FLUID
SIDE」 とマークのある側を流体キャップ (15) に向けて取り
付けます。
ポンプを再起動し、 しばらく運転させた後トルク設定を再
y
びチェックします。
JA
83
ページ

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