5. 選択式の液晶ディスプレイ表示
T1ボタンを押すと、日付、受信チェック、秒表示間で切り替えるこ
とができます。このボタンをもう1回押すと、受信チェックが表示
されます。さらにボタンを押すと、秒が表示されます。ご注意:受
信チェックは永続的には表示されず、3秒後に日付表示に切り替わ
ります。
充電レベルが低下すると、液晶ディスプレイの秒または日付(設定
に応じて)が [Lo] と交互に点滅表示されます。
6. 受信確認インジケーター
受信確認インジケーターで、時計と標準電波送信局との同期が行わ
れたか確認できます。4種類の表示が可能です:
ヨーロッパ
EU
日本
JP
日本
JP.
アメリカ
US
標準電波送信局が液晶ディスプレイに表示されているときは、時計
が夜間の自動時刻同期で信号を受信したことを示しています。液晶
ディスプレイに2本線のみが表示されているときは、受信条件が悪
かったために自動同期が行われなかったことを示しています。次回
の同期が正常に行われると、対応する標準電波送信局が再び表示さ
れます。
クォーツモード(セクション6.3参照)では、時刻同期がないことをご
了承ください。
6.1 手動時刻同期(送信局呼び出し)
手動時刻同期(いわゆる「送信局呼び出し」)を行うには、T1ボタ
ンを3秒以上押し続けます。分針と秒針が動き始め、12時の位置に
設定されます。液晶ディスプレイの表示が消えると、すぐに受信が
始まります。受信中は時計を動かさずにおくか、手首から外して下
さい。
表示中の標準電波送信局と同期を行えない場合は、時報信号を受信
できる他の全送信局がチェックされます。時報信号を受信すると、
すぐに針が標準電波送信局の現地時間に自動設定され、液晶ディス
プレイに日付が表示されます。T1ボタンを押すと、受信した送信局
を表示させることができます。
ご注意:信号を受信した標準電波送信局とタイムゾーンが異なって
いる場合は、同期が正常に行われた後、時計を所在地の現地時間に
設定する必要があります(6.2章を参照)。