頚部-胸部脊椎用ラップの装着
片側の腕をラップに通します。
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肩ウィング (A) を保持しながら、 ラップをゆ
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っく りと引き下ろして、 首の後ろと良好な接
触があることを確認します。
体の両側で2本のサイドストラップ (Bおよ
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びC) を同等に調節します。 胸ストラップの
両側にある伸縮性バンド (E) を使って、 色々な身体
の大きさに合わせることができます。 サイドストラ
ップを外します。 内側の伸縮性ストラップを取り外
し、 ラップの後方の方へループを再度取り付けま
す。 反対側で繰り返します。
反対側の腕をラップの反対側に通します。
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胸の中央でフックおよびループクロージャ
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ーを締め付けます。
2本の肩ストラップ (AとC) の調整は、 肩スト
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ラップを完全に外し、 胸と肩の上から再度
取り付けることによって行います - コネクタ (F) が
妨げられていない状態に保つよう注意してくださ
い。
コネクターホースを使ってラップをコント
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ロールユニッ トに取り付けます。 「 カチッ」 と
いう音が聞こえるはずです。 外すには、 単に青色ま
たは灰色のボタンを押し、 ラップからコネクタを取
り外します。
併用品
GAME READY GRPRO 2.1システム
絶対禁忌
これらの状況での治療は患者で使用してはなりま
せん。
以下の患者では、 Game Ready GRPro 2.1システム
またはいずれかの圧迫療法装置を使用して圧迫療
法を行わないでく ださい。
• 患部に急性段階の炎症性静脈炎をもつ患者。
• 患部に深部静脈血栓症を示唆する臨床的症状が現在ある患者。
• 患部に重大な動脈硬化またはその他の虚血性血管疾患をもつ患者。
• 塞栓症 (例えば、 肺塞栓、 脳梗塞、 心房細動、 心内膜炎、 心筋梗塞、 またはアテローム塞栓
性プラーク) の重大な危険因子または現存する臨床的兆候を示す患者。
• 患部の四肢で静脈またはリンパの還流が増加し好ましくない病状 (例えば、 癌腫) をもつ
患者。
• 患部に非代償性の筋緊張亢進がある患者。
以下の患者ではGame Ready GRPro 2.1システムまたはその他の冷却療法装置を
使用して冷却療法を行わないでく ださい。
• (例えば、 過去の凍傷、 糖尿病、 動脈硬化、 または虚血のため) 患部に重大な血管機能障害
をもつ患者。
• 血栓症に影響を与える血液疾患 (例えば、 発作性寒冷血色素尿症、 クリオグロブリン血
症、 鎌状赤血球病、 血清寒冷凝集症) の既往症のある患者。
相対的禁忌
これらの健康状態の患者の治療は、 免許をもった医師の指示によるものに限定
されます。
以下の患者におけるGame Ready GRPro 2.1システムでの圧迫療法の使用は、 免
許をもった医師の指示によるものに限定されます。
• 患部に開放創をもつ患者 (Game Readyを使用する前に外傷を包帯で覆う必要がありま
す) 。
• 患部に急性で不安定な (未処置の) 骨折がある患者。
• 18歳未満の子ども、 または一時的 (医薬品によって) であるか恒久的であるかに関わら
ず、 認識障害またはコミュニケーション障害をもつ患者。
• 心不全または鬱血性心不全 (手足または肺に浮腫を伴う) をもつ患者。
• 局部的で不安定な皮膚状態 (例えば、 皮膚炎、 血管の結紮、 壊疽、 最近受けた植皮) をも
つ患者。
• 患部に丹毒または他の活動性感染をもつ患者。
Game Ready GRPro 2.1システムでの冷却療法の使用は、 以下の患者において、 免
許をもった医師の指示によるものに限定されます。
• レイノー病または寒冷過敏症 (寒冷じんましん) をもつ患者。
• 高血圧または極度に低い血圧をもつ患者。
• 糖尿病患者。
• 患部に局部循環障害または神経学的障害 (複数の手術処置による麻痺または局部障害
を含む) をもつ患者。
• 局部的で不安定な皮膚状態 (例えば、 皮膚炎、 血管の結紮、 壊疽、 最近受けた植皮) をも
つ患者。
• 患部に関節リューマチをもつ患者。
• 18歳未満の子ども、 または一時的 (医薬品によって) であるか恒久的であるかに関わら
ず、 認識障害またはコミュニケーション障害をもつ患者。