2. メンテナンスとリセット
TOPDON ArtiDiag800 BT は、最も一般的に使用される 16 のメンテナンスおよびリ
セット機能を備えています。
2.1 メンテナンスライトのリセット
この機能により、エンジンオイルライフシステムのオイルサービスランプをリ
セットできます。このシステムは、車両の運転状況や気象イベントに応じて最
適なオイルライフの変更間隔を計算します。
次の場合に実行する必要があります。
• サービスランプが点灯している場合は、トラブルシューティングのために最
初に車の診断を実行します。 その後、走行距離や走行時間をリセットしてサ
ービスランプを消灯し、新たな走行サイクルを可能にします。
• サービスランプが点灯していないが、エンジンオイルまたはオイルの寿命を
監視する電気器具を交換した場合は、サービスランプをリセットする必要が
あります。
2.2 ステアリング角度のリセット
この機能により、ステアリング角度をゼロにリセットして、車をまっすぐに走
らせることができます。
通常、操舵角位置センサを交換した後、または操舵システムの機械部品(例え
ば、 操舵機、 ステアリングコラム、 タイロッドヘッド、 ナックル) を交換した後、
または四輪位置決め、車体メンテナンスなどを完了した後に行う必要がありま
す。
2.3 インジェクターコーディング
この機能は、ECU 内のインジェクター実コードを書き込んだり、対応するシリ
ンダーのインジェクターコードにコードを書き換えたりして、シリンダー噴射
量をより正確に制御または修正することができます。
次の場合に実行する必要があります。
• ECU またはインジェクターを交換した後。
2.4 バッテリーマッチング
この機能は、バッテリーの電力不足に関する元の故障情報をクリアしてバッテ
リーを再マッチングすることにより、カーバッテリーの監視ユニットをリセッ
トできます。
次の場合に実行する必要があります。
• メインバッテリーの交換では、バッテリーマッチングを利用して、電力不足
に関する以前の情報をクリアする必要があります。これにより、一部の電子
補助機能の障害を引き起こす可能性のある、関連する制御モジュールによっ
て検出された誤った情報を回避できます。 たとえば、車両は自動的に停止し
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